【マイホーム購入シリーズ】子連れでの引越し編

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先月、無事に引っ越しが終わり新居の方もだいぶ整理が行き届いてきました。

 

今回は子連れでの引越しについてつらつらと。

 

引越し業者の決め方と費用 

引越しって荷造りや当日作業も大変ですが、業者を選ぶところからして面倒くさいですよね。

今回、引越し業者の選定は、クレジットカードの会員特典を使って4社に見積りを依頼しました。クレカの会員特典を使うと費用が35%オフとなり、値引き率が最も高かったのです。その他にもJAF会員割引や郵便ポストに入ってくるタウン誌、賃貸会社の紹介業者や結婚式を挙げた会社のサービスなどなど、身近なところで何かしらの割引が必ずあるので事前にリサーチしましょう。割引を利用する際に注意したいのが、「作業日から1か月以上前の見積もりのみ有効」といった割引の適用条件がある場合。引越し予定日直前では割引できないケースもあるので、引越し予定日が決まったらすぐに見積もりを依頼しましょう。

 

4社にしぼり、同日に順番に来てもらって、ガチンコの相見積もり対決。

よくある手口で「この場で成約してくれたら〇〇円で頑張ります!」と言われましたが、「全社の見積もりを見て判断したいから、最初からそれなりに頑張った金額を提示してください」と断りました。その場で即決した方が結果として安くなることもあるんでしょうが、心情的にはやっぱ比較してから検討したいですよね?

 

全社の見積もりが出そろったところで、営業マンの印象やサービス内容、金額等で1番気になった業者と価格交渉をして大手の引越し業者に決めました。4社と交渉するのは面倒なので、最初から1社に狙いを絞ってその業者とだけ価格交渉です。見積もり金額からさらに値引きもしてくれましたし、妻がお願いしたら有料の食器を梱包する専用ケースも無料で貸してくれました。

 

気になる引越し費用ですが、大手引越し業者で「8月の平日・午前、作業は積荷と荷卸しのみ、4人家族、エアコン1台移設、市内から市内への引越し」という条件で7万円以下。見積もり取る前は「物量が多いし15万円くらいかな」と勝手に身悶えていましたが、この数字を聞いたとき営業マンの方に後光が差しているのが見えましたよ…

 

引越し費用を安くするために、自分でできること

交渉の末、引越し費用を安くすることができましたが、それ以外にも自分達でできることをいろいろとやりました。

 

・引越し業者への依頼は積荷・荷卸し・エアコン移設だけ

・家電の取り外し/新居での設置は自分で実施

・大量の衣服処分

・事前の大型家具処分

 

家電の設置/取り外しは取説を読めば誰でもできるので、男性に頑張ってもらいましょう。コンセントとアースを接続するだけで数千円の作業賃を取られるのは気に食わないですからね…。

 

大型家具の処分については、いろいろと悩みました。

物が大きいためヤフオクに出品するのも手間だし、譲渡するのも大変。消去法でリサイクル業者へ売却となりましたが、びっくりするほど買取価格が安いんです。

 

不用品をリサイクル業者に安値で売るか、否か

今回、引越し先の収納が少ないために持っていく物量を減らそうと思い、食器棚と大きい本棚、ガスコンロ、洗面のタオルラック、大きいサイズの衣装ケース複数個をリサイクル業者に買い取ってもらおうと依頼しました。

IKEAのダイニングセットも買い取ってもらおうと思いましたが、電話オペレーターの方に「IKEAの家具は値がつかないことが多い(=品質が良くないため)」と言われました。当日になって急に買い取ってもらえないと困るのでこれは自分で処分しましたよー。

 

買取業者の利用方法はとても簡単。

1.電話で売りたい物を伝え、査定/引取りの日程を調整

2.当日来てもらいその場で査定、引き取り(今回は30分程度で終了)

 

たったこれだけ。

電話1本で運搬に困る大型家具を引き取ってくれるのはありがたいサービスですね。でも、実際に利用してみて落とし穴があることに気が付きました。

 

・査定価格が付かない、または、引き取ってもらえない物がある

 

ということ。

退去日ギリギリに買取査定に来てもらい、その場で上のようなことを言われると大変です。値が付かないのは仕方ありませんが、買い取ってもらえないとなると処分に困ります。わが家がそのパターンで、買取査定日が退去日の2日前でした…。

実際、タオルラックは「買取できません」と言われ、大型衣装ケースにいたっては「査定で値はつきませんが、無料で引き取りますよ」とか言われる始末。それ以外の物も査定額がとても低く(相場を知らないけど、常識的に考えても低い気がする)、本来なら「そんなに安いなら売りません」と言って帰ってもらうところですが、2日後には家の中を空にしないといけないため断るわけにはいかず、「じゃあ(異様に安い)その金額でお願いします」と了承するほかありません。

 

なんだろう、この敗北感は…

 

リサイクル業者に物を買い取ってもらうときは、荷造りもあって難しいと思いますが日にちに余裕をもって依頼することにしましょう!あと、買い取ってもらえないことを事前に想定し、代替手段を検討しておきましょう!!

 

ちなみに、買い取ってもらえなかった背の高いタオルラックとIKEAのダイニングセットは無理やり車に押し込み、ごみ処理場へ持ち込みました。処分は無料だったので、衣装ケースも無理して自分で処理してやればよかった!

 

4人家族の物量はどれくらい?

だいぶ話が脱線してしまったので、引越しの話題に戻ります。

わが家は大人2人子供2人の4人家族。引っ越しで使用した段ボールの数は最終的に大きい箱30箱、小さい箱20箱の計50箱でした。これでも、荷造りする前に大きいビニール袋で10袋以上の不用品を捨てた後の物量です。その他に家財や自転車などでしたが、中型トラック1台で1往復で済みました。

 

引越し作業は朝8時30分に始めてもらい、15時頃までと長時間。

なぜなら、見積りのときに気前のいい営業マンが「当日は腕のいい社員2人と派遣1人、3人で作業を致します!」と言ってたのに、結局2人しか来なかったのが原因(笑)

作業員の方に文句を言っても仕方ないので何も言いませんでしたが来たのは本当に腕のいいベテランの作業員さんだったので、時間はかかりましたがトラブルが一切起こらなかったので結果オーライでした。

 

小さい子供がいると荷造りや開梱が大変!

荷造りは引越し1週間前から始めましたが、小さい子供がいると作業の邪魔しかしないので基本は子供が寝た後の数時間が勝負。あと、荷造りを始める前に詰めた段ボールなどを置くスペースを広く取っておきましょう。あとあとの作業効率に響きます。開梱についても荷造り同様、子供がいるとちっとも捗りません。

 

ママ友からそういった話を聞いていたので、わが家は引越し当日に子供たちを親に預けて、大人だけで作業を進めました。作業中に子供がいたら危ないし効率も悪くなるので、調整がつかない場合は、お金を払ってでも子供を預けて作業した方がいいと思います。

 

どうしても子供を伴って引越し作業をしなくちゃいけない場合は、子供のオモチャが入っている段ボールを真っ先に開梱し、作業の邪魔にならない部屋で遊ばせておきましょう。

 

赤ちゃんの場所見知り!

新居へ引越し後、0歳の娘は数日間場所見知りでよく泣きました。

内覧の時からよく泣いていたので想像していましたが、新居で親が視界からいなくなると泣き、寝付きも悪かったです。これは対処のしようがないため、慣れてくるまでは我慢ですね。3日くらいすると場所見知りも治りました。

 

 

 

人生で2回目の引越しでしたが、大人だけで引越しするのと子供がいる家族として引越しするのでは勝手がだいぶ異なり焦りました。頭では事前にわかってても、実際に作業を始めると物量が多くなって大変なのは当然ですが、子供が原因で作業が捗らないことが一番のストレスに。

 

子連れの引越しは、余裕をもって荷造りを始め、出来ることなら引越し当日は子供をどなたかに預けて作業することを激しくオススメします。