わたしは毎日欠かさずに本を読みます。
日によって1ページしか読まないこともあれば、夜更かしして一気に読み切ることも。
なぜこのような読書習慣が身についたのか振り返ると、大学への通学が片道2時間近くかかる環境にあり、その間が死ぬほど退屈だったから本を読むようになりました。
それに大学の生協で本を少し安く買えたのも原因の1つかもしれません。
そのような生活を4年間継続してきたため、社会人になった今でも読書が生活サイクルの一部となっています。
ちなみに高校生までは本を読む習慣なんてありませんでした。大人になってから、もっと若いうちから読書をしておけばよかったとすごく後悔しています。(じゃんけんで負けて、図書委員とかやっていたのに…)
そんな思いは自分の子供にはしてほしくない。
強制はしないけど、本を読む習慣を身に付けるための環境くらいは提供してあげたいと思っており、いろいろと試行錯誤しています。
肝心の読書習慣ですが、「読書」をテーマとした本によく書かれていることが2つあります。
1.普段から目につく場所に本を置くこと
2.毎日少しでもいいから本を読むこと
1つ目については、書斎がある方もいると思いますが、読書をもっと身近にするには、普段から過ごす時間の多いリビングなどに本棚を設置するのがいいそうです。あとはトイレとかにも。
そうすることによって日常的に本を見る機会が多くなり、読書への動機づけになるそう。一種のサブリミナル効果みたいなものですかね?
そのため、積読もガンガンしていいそうです。わたしも30冊くらい溜まっています。
これに倣い、我が家でもリビングに子供用の小さい本棚と自分用の大きい本棚を置いています。ただし、これは本を目にする回数が多くなるだけで、目にした本を手に取り、実際に読むためには何らかの工夫が必要です。
その工夫となるのが2つ目のポイントである、毎日本を読むこと。
わたしが実践している具体的な方法は、とりあえず本を持ち歩くこと。
通勤時や職場でのお昼休憩、家にいるときのゲームのロード時間中といった隙間に本を読めるよう常に本を手元に置いておきます。外出時は小さくて軽い文庫や新書、家では重いハードカバーやビジネス書を読むようなちょっとした工夫も。
わたしは持っていませんが、電子書籍なら端末さえあれば好きな時に好きな本を読めるのでかなり便利です。
これは平日に限らず、週末に買い物へ行く時も、旅行にいく時も本を持参します。
(ふと思い出したのは、ハワイへ行ったときにビーチやプールサイドで外国人の方の多くがまったり本を読んでいて、これが本当のバカンスなんだなーと思ったことが)
もちろん、外出したときは本を読む時間がなく無駄に重い荷物を持つことになる時もあります。
だけど、ほんの少し、たとえばレストランに入って料理が提供される間の数分やお手洗いに行った人を待つ間などにパラパラとめくるということが大切だと思います。
なにより、読みたい時にすぐ読めるという環境を作ることが大事なのです。
あとは思い切って、いいお値段のする革のブックカバーを買ってしまうっていう手もありますね。
まずは装備品から整える、みたいな癖の人が多いと思います(わたしもそう)。
1000円もしない文庫本に、10000円以上もするブックカバーを付けているという完全なる自己満足にも浸れますし、後には引けないというか、少しでもブックカバーの元を取るために本をたくさん読もうとするはず。
上記はいわば<大人用の対策>です。
大人と言っても、文字が読める子供から実践できる内容なので、幼稚園以降の読書習慣を身に付ける方法ですね。
その2へ続く