4歳の息子に自転車を買い、30分で乗れるようになった嘘のような本当の話

以前から悩んでいた息子(4歳)への自転車ですが、結局ルイガノを買いました。

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ルイガノ購入! 

あわよくば、3年後に娘もこれに乗ってくれたらいいなーと期待を込めて赤色を購入。息子にも「赤が一番カッコイイ色」だと 誘導尋問し、ご納得の様子。

 

ルイガノのキッズバイクは軽くてオススメ

ものすごく大きい箱で届くと思いきや、コンパクトな梱包で到着。息子にサプライズの形で渡そうと思いましたが、玄関先で即バレしました…
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組み立て済みで開梱すればすぐに乗れるため、ネットショッピングでの自転車購入はいいぞー。念のため自分でも主要箇所を増し締めしましたが、キチンと組み立てられていたので安心です。
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ちなみにこのルイガノのキッズバイク「J16」ですが、アルミフレームで車体は8.9kgしかありません。泥除けやサイドスタンドを付けたため実際の車重は9kgを超えていますが、2輪車において「軽さは命」。練習している子供を見ていて、ハンドルが軽快で操作がとてもしやすそうでした。軽いから持ち運びも簡単で親のメリットもあります。

 

そしてこれが「軽量」における最大のメリットですが、「転倒する回数が少なくなる」ということ。車体が軽いため、転倒しそうになっても足で踏ん張りがかなりききます。恐らく、カゴ付の10kg以上する自転車だと重くて支えきれずに転倒してしまうことでしょう…あくまで想像ですが。4歳の息子でも「許容できる軽さ」がルイガノの最大の特徴です。デザインの好みもありますが、運動性能に拘るのであればルイガノのキッズバイクが最高にオススメ。 

 

乗る前に絶対にやっておいた方がいいことがある… 

効率厨のわたしは、寒空の下で何時間も自転車の練習に付き合うのが面倒だと思い、「自転車 練習 乗り方」とかググりまくって予習しておきました。そして、それらを実践したら本当に30分近くで自転車に乗れるようになったという驚いた話しです。

 

ところがどっこい。希望を持たせて申し訳ないのですが、自転車の練習を始める前に必ずやっておかなくてはいけないことが1つだけあります。短時間で自転車に乗れるようになるための前提条件みたいなものです。それは、ストライダー的なペダルなしキックバイクの経験があること。この経験なくして、短時間での成功はありえません。たぶん。

 

キックバイク経験のどこが重要なのかというと「2輪だけで、バランスを取りながら走らせることができる」という点です。この状態ってまさに「ペダルを漕いでいない自転車に乗っている」状況と一緒で、自転車の練習で最も困難な部分がキックバイクに乗っていると自然に出来るようになっています。このキックバイクの経験があったからこそ時短ができ、息子は1時間もかからずに自転車に乗れるようになったと思っています。なので、小さい子供がいる方は外遊び用にぜひキックバイクを買ってあげましょう。

 

ちなみに、息子はストライダーデビューが3歳半と遅咲きでしたが、たった半年でもその効果は絶大でした。わざわざキックバイクを買わなくても、自転車の練習を始める前にキックバイクを数日借りて練習した後、自転車の練習に入っても十分に効果があると思います。

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30分で自転車に乗れるようになる練習方法

さて、前置きが長くなりましたが肝心の30分で乗れるようになる自転車の練習方法です。ググればたくさん出てくるのでそれらをもとにメニューを考えてみました。

 

その1.サドル調整

練習というか、当たり前の作業ですが、これってものすごく大事だと思います。

一般的には子供をサドルに座らせて、地面の足つき具合を基準にサドル位置を決める方が多いと思います。わたしも最初はそうやってサドルの位置を決めましたが、息子がペダルを漕ぎにくそうにしていました。なんだか窮屈そうな感じ。そこで、もっともペダルが漕ぎやすい高さでサドルを調整することに。

当然、サドルが高くなるため足つきは悪くなります。転倒しないように親が頑張って並走して転倒を防ぐようにしましょう。

 

その2.ペダルを漕ぐ練習

ストライダーには上手に乗れるけど、初めて行う「ペダルを漕ぐ動作」は子供にとって難しいようです。

そのため、補助輪を付けた状態で最初の15分はひたすらペダルを漕ぐ練習をします。とりあえず漕がせる。ただそれだけ。余裕があればブレーキレバーを握り、足を出して停まる練習も。

漕ぐ動作に慣れ、ある程度早いスピードが出せるようになってきたらもう大丈夫。この「速い速度で漕げるようになる」ってのがポイントです。この状態になったら、さっさと補助輪を外しちゃいましょう。

 

その3.親がバランスを取りながら走る練習

子供を自転車に乗せ、親が横や後ろからバランスを取ってあげて、ひたすら直線を並走しましょう。色気を出してカーブとか練習せず、ひたすら直線で。

あと、自転車の速度が出るよう強めに押してあげましょう。先ほどからなぜこんなに速度に拘るかというと「ジャイロ効果」が欲しいからです。詳しくはwikiで。

ジャイロ効果 - Wikipedia

 

バイク乗りならご存知でしょうが、二輪車を低速で走らせるとフラフラ不安定になります。立ちごけしてしまう典型的なケースですね。それとは逆に、ある程度まで速度を上げていくと直進安定性が増していきます。

 

自転車も同様で、速度が足りないといくらバランスを取ろうが不安定な状態になります。そうならないよう、勢いよくペダルを漕ぎ速度を出してあげることで直進安定性が増し、容易にバランスを取ることができるんです。公園などで、補助輪を付けてゆっくり練習させている風景を見ますが、あれを補助輪なしでやると即転倒し恐怖心が芽生えるという悪循環に…

 

速度を出してバランスを取りながら走らせる。この練習を15分。走行スピードが上がると怖がる子供がいると思いますが、そこは親がキチンとホールドしてあげて恐怖心を抱かせないよう注意しましょう。

勢いよくペダルを漕げるようになりバランスが取れるようになったら、あとは親が勇気をもって手を放してあげるだけです。手を放す際に体を押して加速させてあげましょう。これだけの練習であっけないほど簡単に自転車に乗れるようになります。

 

親が後ろ側で補助するこういったパーツもありますが、子供によっては15分くらいで使わなくなるので必要ないかもしれませんね。

BRIDGESTONE(ブリヂストン) 幼児車用 アシストバー 14~18サイズ TOB-1418 A003901

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直線で乗れるようになったら、次はブレーキを握って一人で停止する練習。その後はカーブを曲がる練習と徐々にステップアップしていきましょう。息子は1時間で広場をグルグルと回れるくらい乗れるようになりました。

 

キックバイクに乗った経験がない場合、補助輪の練習を始める前に補助輪とペダルを外してキックバイクの要領で乗る練習を1番最初に行いましょう。それに慣れてきたところで、ようやく補助輪の練習からスタート。恐らく、4歳なら2時間あれば乗れるようになるはず。

 

自転車に乗れるようになるための練習量は年次や性別、それに個人の持つ運動神経などに影響されると思いますが、キチンと順序をおって効率的に練習していけば恐らくどんな子でも数時間で乗れるようになります。何事も事前準備と効率が重要なんだよなーと再認識した今日この頃。