前回の静岡おでんツーリングから早一ヵ月。暑いし、今年は雨が多い夏だったのでバイクに乗るのは避けていましたが、久々にツーリングへ行ってきました。
今回の目的地は福島県南会津にある「大内宿」です。2016年の秋にもソロツーリングで1回訪れているので、今回は2度目の訪問となります。
参加メンバー
ツーリングのお供は954RRさんに600RRさんです。
わたしの知り合いはみんなHondaのSSばかりで、Yamaha勢は息してない…
954RRさんと一緒に走ったのは2017年1月のあんこう鍋ツーリング以来なので、実に半年以上振り!その間、こーひーとか飲みに行ってましたが、気心の知れた方と一緒に走るのはペース配分とかもあまり気を付けなくていいので楽ちんです。裏を返せば、雑なツーリングプランでも許してもらえるという甘え…。
600RRさんとは初めましてですが、自分よりも若いバイク青年でした。
わたしもまだ28歳ですが、20代前半の方を見かけるとエネルギーがほとばしってて羨ましいですねー。直視できません。あ、ちなみに、女性は年上の方が好みです(カミングアウト)
今回のルート
大内宿ツーリングの走行距離は約480km。
朝5時半に家を出て、17時過ぎに帰宅しました。
日光方面から大内宿へ向かう場合、選択肢が121号しかありませんが、同じ道を往復するのは味気ないため、往路を南会津町から121号は使わず、あえて遠回りするルートを設定し、実際に走ってきました。
あと、初めて「首都圏ツーリングプラン」の関越道・上信越道・東北道コースを利用しました。この日だけでも2000円近くお得になったので嬉しい限りではありますが、そんなことよりも自動二輪の高速料金を一律に安くしてほしいと切に願います。
最初の試練、ペアリング
この日は蓮田SAに6時集合です。朝早いのに交通量が多い東北道。8月最後の週末で空いているかな?と思いきや、最後まで夏を満喫するファミリーが多かったのでしょうか。
みんな集まったらとりあえず、インカムをペアリングします。経験上知っていますが、インカムのメーカーが混在している3人以上のツーリングの場合、ペアリングがスムーズにいく可能性はほぼ0%!説明書の指示通りに操作してもうまくいきません…。
今回はセナにビーコム2つでしたが、案の定、わたしのビーコムだけペアリングできず。音楽聴いて走れるからいいんですが、なんだか3台で走っているのにソロツーみたいな気分。
でも、いいんです。
じぶん、R6のアクラ音だけでライス(大)3杯くらいは食べられるんで…。
R6君、ポツーン。。。。。。。。。。。。。。。
隼君もポツーン。。。。。。。。。。。。。。。
雨ニモマケズ
今回のツーリングはわたしが先導なんで、法定速度でちゃっちゃと走りますよー。写真撮影の時間なんて与えない、叩き上げスタイル!
東北道をノンストップで北上していき、矢板ICで降ります。
関東から大内宿へ行くには東北道「白河IC」を降りるのが最短アクセスになりますが、高速ばかり走っても面白くないので途中下車の旅です。
当初は、矢板ICから56号を抜けて400号、121号と南会津へ向かう予定でした。
しかし、矢板ICで高速を降りてしばらく走っていると、シールドに大粒の雨がポツポツと。無事、雨雲とエンカウントすることに成功。おめでとう。
前回のツーリングでスマホを水没させたしまった反省を生かすべく、すかさず「道の駅やいた」へピットイン!
バイクを停めた途端に豪雨となりました。
濡れないよう駐輪場の軒下で雨宿りしていると、わたし達同様、バイク乗り達が雨宿りのために続々と集まってきて、しばし皆で談笑です。
地元の方から走りスポットをお聞きしたり、福島市「森のガーデン」には桃パフェなる絶品スイーツがあることを教えてもらったり。そうこうしてるうちに雨も上がっていき、一人また一人と旅立っていきました。お気をつけて―。
雨のせいで30分近く足止めを食らいましたが、そのおかげで見知らぬライダー達とお話しすることができました。バイクのジャンルが違えど、こうやって、ツーリング先で見知らぬ方と盛り上がれるのはバイクの大きな魅力ですねー。何が言いたいかと言うと…新しいバイクが欲しい!
急がば回れスタイル
雨は上がりましたが、山中の気温も低く雨雲の動きも読めないため、念のためレインコートを着て、「大内宿」を目指します。
56号はもともと路面が荒れていることもあり、その上に路面がウェットだと精神衛生上よろしくないので、「道の駅やいた」から30号を北上し、素直に400号から南会津へ向かいました。
400号は交通量が多かったのですが、日塩もみじラインを通過してからは車の台数もぐっと減って順調に進み、ちゃちゃっと南会津町へ。このまま、121号を道沿いに進んでいけば「大内宿」へ着きますが、南会津周辺の121号は交通量も多く、オレンジ線なので追い越しも不可能。
それに、せっかく走るなら1度も走ったことない道を選びたくなるのがライダーの性ですよね?
ということで、途中から121号を走らずに、西側から大内宿を目指しました。まずは121号から1本西側に逸れて、広域農道のような道を抜けます。案の定、車は1台も通っておらず、快適でした!
市街に出たら121号へは向かわず、そのまま北上し400号、346号、131号を経由して大内宿へ行きます。ナビ通りのルートで121号から大内宿へ向かうと、車が多く、時間帯によっては渋滞しがちですが、400号からだと車通りはほぼ皆無でした。
ハーフウェットだったのでコーナーは楽しむことができませんでしたが、それなりにクネクネしており、路面もそこまで荒れていなかったため、日光側から大内宿、その先の会津へアクセスする際には、距離は伸びてしまいますが今回のこのルートを激しくオススメします!
ツーリングで大内宿へ行くなら絶対にこちらの道の方が楽しいです。
「大内宿」でねぎ蕎麦
雨宿りしていなければ9時頃に到着している予定でしたが、なんとか10時過ぎには大内宿へ来れました。もともとの天気予報が良くなかったせいか、バイク駐車場も車の駐車場もガラガラの状態でした。
散策して、お目当てのねぎ蕎麦を食べに「本家玉屋」さんへ。
古民家なので、中はこんな感じとなっています。
足を伸ばせるし、朝速い時間でお客さんもまばらで快適空間!
肝心のねぎ蕎麦(祝言そば)は1000円也。
お味の方は、そばは手打ちでとても美味しいです。お箸の代わりにねぎを使ってそばを食べますが、そのねぎをかじれば薬味にもなるという一石二鳥なねぎ蕎麦。口の中がねぎ臭くなることは想像に難くない…。
ほんのりねぎ臭い一行は、大内宿内の散策を続けます。
メインストリートの両脇には水路が通っており、そこで冷やしたスイカやジュースなどが売られています。こういう風景を見ると、なぜか「ぼくなつ」を思い出して悲しくなってくる…。
大内宿自体は大して広くないため、30分あればざっと見て回ることができます。メインストリートの突き当りに石階段を上って大内宿全体を眺望できる場所もありますが、われわれ3人は風景にあまり興味がないノンカメライダーのため、寄らずにさっさと撤収です。
帰り道もクネクネした道を通る
帰路は素直に121号を通り、日光方面へ向かいます。
車は多いけど、信号がないためまったりと風景を堪能しながら、途中にある「道の駅たじま」で小休憩。
普通のソフトクリームが300円。かき氷フロートが400円。たったの+100円で1度で2度おいしい思いを出来るので、夏にここへ寄ったら絶対にかき氷フロートがオススメ!
その後、121号を南下していき川治で霧降高原、大笹牧場方面を抜けて本日最後のクネクネ道を堪能します。
日光東照宮前の交差点は大渋滞のため、暇を持て余す一行。
パシャリ。
パシャリ。
日光のコンビニで休憩です。
このコンビニで、インナーグローブを付けたままスマホを操作していたら、ツルッと滑り落ちてアスファルトにダイブする事件が起こりました。新品のスマホなのに四隅にガリ傷が…。皆の前では平静を装ってましたが、内心かなりザワついていました。転売価格下がっちゃうじゃん。。。
当初の計画では、このままいろは坂、日本ロマンチック街道を走って沼田から関越で帰ろうと思っていましたが、体力のない根性無しもやし野郎のわたしはもうスタミナ切れ。
日光中心の渋滞に巻き込まれるのも嫌だったため、首都圏ツーリングプラン適用外である「日光宇都宮道路」を抜けて東北道経由で帰宅となりました。17時過ぎには家について、本日の大内宿ツーリングは無事に終了です。ちゃんッ。
152号縦断ツーリングの予告!
皆さん、152号を縦断したくてウズウズしてきている頃合いだと思うので、そろそろ企画したいと思います。だが、しかし。自分のスケジュールを確認すると9月は旅行等で忙しく、10月もぼっちさんのはてブツーリングがあったりでなにかと大忙し。
そうなると、152号縦断ツーリングの日程が10月下旬~11月頭くらいになっちゃうかもしれないんですが、11月だとあの辺りはもう寒くて走れないですかね?
わたし自身は路面温度とか落ち葉とか気にしない走行スタイル(ステータス異常:バーサク)なんで、11月でも喜んで山間部に突撃しますが、参考までに2016年11月の長野県南部の過去天気を見てみると、最高気温が軒並み20度以下。稀ですが、日によっては1ケタの日も。
メッシュジャケじゃ寒いけど、秋冬用ジャケだと汗ばみそうな絶妙な時期で、ちょっと悩ましいですね。とりあえず、発起人の一人であるハスクOJSNことquattro (id:seoyogi)さんと相談してみようかと思います。
日程とか決まったら、前々から参加表明してくれた方には個別で赤紙が届くかもしれませんので悪しからず。ではでは。