2018年5月26日と27日に開催されたSSTR2018に参加し、無事に完走してきました。
3年越しで初めてのSSTR。千里浜なぎさドライブウェイでサンセットも見ることが出来て最高な思い出となりました。
- SSTR1日目のルート
- 最後の準備!
- ビッグサイト付近からSSTRスタート!
- 他のライダーを積極的に真似るスタイル
- 延々と続く日本風景
- 飛騨から先は…
- 完全に失念していたサイドスタンドプレート
- 千里浜なぎさドライブウェイに到着!
- 感動のウイニングラン!
- 千里浜でたくさんのはてなブログライダーと会う!
- SSTRの参加品
- 僕が考えた最強のSSTR攻略法
- 宴会の部!
- 家に帰るまでが遠足!
- SSTR2日目のルート
- まとめ
SSTR1日目のルート
最終的に、SSTR1日目で走ったルートです。このルートで走行距離は約520kmでした。高速200kmの下道320kmと、結構走った気がします。
スタートは東京国際展示場付近を4時40分頃に出発。予定通り、中央道で諏訪まで行きそこからオール下道で千里浜なぎさドライブウェイを目指し、16時30分頃に到着しました。
かかった時間はぴったし12時間程度。
基本は事前に作っておいたルートをなぞる形でしたが、飛騨を越えて酷道471号を北上しようとしたら進めず、360号を走って西の白川郷へ抜けようとするも進めず、想定していなかった富山県側からゴールを目指しました。何が起こるかわからないロングツーリング。そういったトラブルも含めて、おもひで。
なお、実際のタイムスケジュールはこんな感じです。高速は501だと本当に亀なんで、250ccのバイクでも同じルートで似たようなスケジュール感でゴール目指せると思います。
最後の準備!
SSTRのために前泊して前乗りする方も多いそうですが、わたしは金曜日も仕事でした。しかし、華麗に定時退社を決め帰路につき、目指すはドラッグストア!お目当てはこいつ!
なぜワセリンが必要かって?
なぜならば、SSTRの下調べでこの記事を見かけてしまったからです。ここに僕らが長年探し求めていた答えが書いてあったんです。
記事の中で小栗伸幸氏がこう語っていました。
「実はこれがとても大事。ワセリンをお尻に塗っておくと、長距離走行でのお尻の傷みがかなり軽減される。実はエンデューロやモトクロスのトップライダーも愛用しているのだ。」
わたしのFE501に欠けていたものはワセリンだったんだ。これで全てのピースが揃った気がします。お尻の痛みよ、さらば。上記記事は読み物としても普通に面白いので、ラリーとかハスクバーナが気になる方は読んでみるといいかもです!
なお、効果の程は…塗ってもケツが割れました。割れはしましたが、いつもより割れが少なかったのかもしれません。というか、よくわからんのでこれからもロンツーの時は物陰に隠れながらこっそり半ケツワセリンおじさんしようと思います。
ビッグサイト付近からSSTRスタート!
金曜日は即帰宅し、21時頃に子供たちを寝かしつけると同時にわたしも就寝zzz
遠足前夜のようになかなか寝付けませんでしたが、それなりに睡眠時間を確保することができました。そして、深夜2時半にムクリと起床。ちゃちゃっと着替えてバイクへの積載を済ませ、3時に自宅を出発です。
空いている都内とぐいぐい進み、4時過ぎにはビッグサイト付近に到着。
肝心のワセリンを自宅でお尻に塗ってくるの忘れたため、建物の物陰で尻に塗りたくっていると手がくっそベトベトに…。想定外のトラブル…。そうこうしつつ、海が見える場所にバイクを止め、日の出までステンバーイ…(マクミラン大尉風)
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曇ってて日の出見えず/(^o^)\
ナンテコッタイ/(^o^)\
このまま待っていても仕方ないので、SSTRのシステムで位置情報を登録し、出発です。この時点でODOは1573.5km。今回のSSTRでどこまで距離がのびるのか楽しみでもあり不安でもあります…。
実は今回、ソロではなく旅のお供としてよくツーリングに行くGSR750乗りのTさんと一緒に千里浜を目指しました。途中で501と交換して乗り比べましたが、めちゃくちゃマイルドで乗りやすい、いいバイク!
ぱぱーっと台場から首都高に乗り、まずは八王子で降りて「道の駅八王子滝山」へ。
ここはSSTRの道中必ず1つ以上は通らないいけない指定道の駅となっているため、早朝にも関わらずかなりの台数のバイクがいました。
位置情報を登録し、休憩していると見慣れたレプソルのセンダボが駐車場を出て行こうとしているのを発見。ムムム!あれはよっしーさん(id:michimani)!走り寄って「狼煙まで頑張ってください」と一声かけお別れしました。なんという偶然の出会い。
もう少し待機していると、Twitterで知り合った701SM乗りのシソさん( id:shiso298)が登場。
早朝にも関わらず、ハスクミーティングしたいということで近所のご自宅から駆けつけてくれるという神対応。701SMかっこええやん…。501に跨ってもらい、レーサーイイゾおじさんかまして、お別れとなりました。短い時間でしたがありがとうございました。夏になったらツーリングにでも行きましょう。
その後は苦痛でしかない高速道路を諏訪ICまでひたすら走ります。
走行車線をのんびり90km/h前後で巡航です。これが一番楽な高速巡航。高速だと501の燃費もよくリッター/28kmくらい走ってくれました。台場から諏訪まで、約200kmの高速走行。端的に言って、ハイパーつまらない。
他のライダーを積極的に真似るスタイル
今回のルートはほとんどが初めて走る場所で、道中の美味しいご飯やスイーツ店を探すまでに至りませんでした。ところが、ブーンと走っていると道沿いにバイクが多数止まっているお店をチラホラ見かけます。「開田高原アイスクリーム工房」もその一つ。
わたしたちの前を走っていたSSTRの集団が吸い込まれるようにお店に入っていくのを見て、我々も「あたかも最初から寄るつもりだった風」を装い、ピットイン。こんなお店に寄るつもりはなかったけど、美味しそうな雰囲気が溢れまくっているアイスクリーム屋さん!
おすすめの味はトウモロコシ!物は試しということでバニラとトウモロコシのミックスを買いましたが、めちゃくちゃ美味しいじゃんか!コーンの甘味がやばい。程よい甘さ加減でやばい。当初は開田高原アイスクリーム工房に寄る予定はありませんでしたが、こういうのもロングツーリングのいいトコロですね。
延々と続く日本風景
諏訪ICで高速を降りた後はゴールまでずーっと下道です。渋滞を嫌い、なるべく市街地をさけてルート設定しましたが、周りを見渡すと田んぼや畑、そして360度広がる山々や川、渓流と普段住んでいる場所では味わえない景色が延々と続きます。
わたしはカメラを持っていないため、路肩に停まりバイクと一緒に写真を撮る習慣がほとんど無く、景色の美しさを皆さんにお伝えできないのが悔やまれます。ですが、とにかく景色が美しいんですよ。
人によってバイクの楽しみは異なるでしょうが、わたしは「知らない土地で見たことのない景色の中をバイクで走る」ことが1番楽しいです。サーキットや峠を走ったり、酷道を走ったりする楽しみもありますが、何気ない景色の中を走る喜びや楽しみがあるからバイクに乗り続けているのかもしれません(急にポエマー)
飛騨から先は…
高山市まで続く361号はほぼ信号もなく、遅い車両もパスできる白線で最高なワインディングロードでした。だがしかし、ところどころにあるトンネル、君だけはいけない。
最高気温が28度くらいある中、トンネル内は真冬並みにキンキンに冷えています。
夏用のメッシュジャケットのみで来てたら死んでいたことでしょう。そんなトンネルが何本もあります。中には最長で4000m以上のトンネルも。来年のSSTR開催時期は未定でしょうが、夏でもトンネル対策の防寒着持参をオススメします。
寄り道と度重なる501の給油でスケジュールはやや押し気味でしたが、順調に飛騨まで進むことが出来ました。ちょうど「道の駅アルプ飛騨古川」に着いた時点で13時頃でしたのでランチタイム!
飛騨と言えば皆さん誰でもご存知の名産品がありますよね?
そう。
飛騨…豚!
牛より大きなポークに惹かれて、飛騨豚ランチを頂きました。美味い、上手すぎる。
そして、ここ「道の駅アルプ飛騨古川」には仮眠が取れそうな休憩スペースまで完備されていました。実際にSSTRライダーの方がスヤスヤしている姿も。時刻は13時半とまだまだお昼ですが、皆さん日の出の時間から走っているからさぞお疲れでしょうね。体力に自信の無い方は道中で仮眠をとるスケジュールを組むのもありかもしれません。
お腹を満たしたら本日のお楽しみ「酷道・471号」へ突入します!よっしゃー食後の運動がてら行くぞーと471号へ進む方向へ曲がると…
突然、死の宣告。
完全にノーマーク。
気温28度なのに冬季閉鎖中。
5月末なのに冬季閉鎖中。
ガバガバディフェンスだったのでそのまま素通りすることも出来ましたが、反対側のゲートがガチガチディフェンスで巻き返すことのできないタイムロスの可能性を考え、素直に諦めました。ということで、そのまま360号(天生峠)を西へ走って白川郷を目指そうかとも思いましたが、なんとこちらも雪害のため通行止め。オワタ。わい達のSSTRは完全にオワタ。
だけど諦めない。時刻はまだ14時前。
想定外ですが、来た道を少し戻って360号を東に進み、富山県側から千里浜を目指すことにしました。引き返す最中に私達同様、この先に進もうとしていたグループが2ついたため「この先はオワタだよ」と伝え、東へ進軍しました。
その先は特に目立ったトラブルもなく順調に進みました。
通行止めのタイムロスを巻き返す為、ほぼノンストップの快速特急です。道中に「道の駅細入」がありましたがゴール時に必要なポイント数は確保していたので素通り。
その後はGoogleMapに従って、ひたすら田園風景を駆け抜けました。山岳地帯ではないけど、信号も車の往来も少なく、快適そのもの。途中、交通量の多い道路で亀さんが道を横断しようとしていたため、停車し反対側に送り届けてあげましが、こんなおっきい亀が野生にいるんですか!?
完全に失念していたサイドスタンドプレート
当初、千里浜で必要なサイドスタンドプレートの代わりを、酷道471号に落ちている木端で代用しようと目論んでいましたが、ふたを開けてみるとまさかの冬季閉鎖ということで木の破片を手に入れることなくゴール間際の小矢部市まで来てしまう事態に。
というか、冷静に考えると、自然界に「木の板」なんて落ちてるわけがないことにバイクに乗っている最中気が付いたのです。501も千里浜でお昼寝したい気分かもな…と感傷に浸っていると一緒に走っていたTさんが急に道端に停まり、何かを拾って戻ってきました。
そして一言「ここまで先導してくれたお礼だ!」と、何かをくれました。それがコレ!!!!
この人…ふざけすぎだろぉぉぉぉ!
だけど許す!きったねービンのフタでも許す!!ということで、千里浜の手前で念願だったスタンドプレート(ビンのフタ)をゲットすることが出来ました。よっしゃー!あとはゴールするのみ!
ちなみに、思い出の品はキチンと取っておく派のわたしはこのフタを家まで持ち帰り、撮影し、そっとゴミ箱にダンクシュート決めました。
千里浜なぎさドライブウェイに到着!
まさかの通行止めにあったり、飛騨豚の脂が目に跳ねて人知れず火傷したり、立ちごけしてブレーキレバーを根本からへし折ってるバイクを目撃したり、明らかにパンクしているだろうバイクに「たぶんパンクしていますよ…」と死の宣告をしたり、千里浜までの約520kmの間に本当に色々なことがありました。
そして、我々は無事にゴールである千里浜へ到着することが出来ました!
時刻は16時30分頃。お台場のスタートが早朝4時30分だったので、ちょうど12時間走った計算になります。ここまで長かった…。ということで千里浜で最後の位置情報登録を済まし、Tさんと写真撮影です!
なお、501君は軽量だったため、場所を選べばビンのフタを使わなくてもサイドスタンドが埋まることはありませんでした…。Tさんは単にゴミをくれただけっていうね…。許さん!でも、市内の清掃活動に貢献したから許す!
感動のウイニングラン!
千里浜なぎさドライブウェイは約8kmにおよぶ長い砂浜です。入り口付近で撮影していましたが、SSTRのゴールゲートがある北端はまだまだ先。ゴール地点を目指し、砂浜をまったり北上しいきます。
千里浜にはSSTR参加車両やそうでないバイク、家族で来ているファミリーカーや地元民っぽい人まで、たくさんの方がおりました。そういう方々に手を振りながら砂浜をウィニングランしましたが、かつてないほど気持ちいいィィィィ!!!!
ゴールゲート付近にはさらに大人数の人が待ち受けていました。なんだか、自分が有名人になった!?と錯覚するほどの熱烈歓迎っぷりでした。すごい。SSTRに参加したことのある人は「参加費を払ってでも参加する価値がある」と口を揃えて言っていました。そういった意見に対して疑り深い自分は「本当にそうなの??」と半信半疑でしたが、わたしも千里浜を走って沿道の方に手を振っている最中に思ったのです。
「SSTR、また参加してみたい!」と。
この時の気持ちをいくらここで文字に起こしても、参加していない方には全て伝えられないです。こればかりは、ご自身でSSTRにエントリーし、苦労して千里浜に辿り着いたときに体験してください。
SSTRへの参加を悩んでいる方に伝えたいことは一つだけ。「とりあえず、エントリーボタンをポチろう。そのあとは絶対に楽しいことだらけだから」ということ。
ゴールゲートを通過したときの思い出として印象的だったのは、わたしがFE501でのんびり走っていた時にトークショーをしていたSSTR主催者である風間深志さんが「おっ!ハスクバーナ珍しいねー!」とコメントしてくれたこと。SSTRに参加している3000台のバイクの中、たったの5台しかエントリーしていないハスクバーナ。少しくらいは傷跡を残せたかもしれません。サンセットも拝めたし、言うことなし!!!
ハスクバーナは本当にいいバイクなんだぞー。来年はハスクバーナのブース出展があることを期待しています。エンデューロレーサーでもノントラブルで約1000km走ってくれるんだから、素敵。推奨はしないけど、そういうことも可能です。
千里浜でたくさんのはてなブログライダーと会う!
夕方になると、Twitter等でゴール報告がチラホラ流れてきました。
まず最初に出会ったのが701SM乗りのよっしー (id:yoshi_701)さん。
SSTRに参加していないのに、千里浜にいるという摩訶不思議。そんなことはさておき、彼のシバキ倒した701SMはとても凛々しい。しかも、見目麗しい彼女さんも一緒におられました。けしからん。非常にけしからん!冗談はさておき、よっしーカップルにお会いできて嬉しかったです。FE501に試乗したよっしーさんは「レーサー買います!」とかなんとか言っていたんで、彼はやってくれることでしょう。
彼女さんにカメラでキレイな写真も撮っていただきました。最高です。ありがとうございます。
ゴール後の会場ではMOS(id:Rustyman)さんに会いました。
SSTRスタート前のバイク窃盗団疑惑など面白いネタを仕込んでおり、この人やはり切れ者だ!とか思ったり。帰り際にニューマシンであるGSを拝見しましたが、GSほどSSTRが似合うバイクはないですね!
本日2度目のセンダボよっしー(id:michimani)さん。
狼煙アタックを終え、無事に千里浜で会うことが出来ました。皆さんに彼の「狼煙ステッカもらったどー」のドヤ顔をお見せできないのが悔しいのですが、あいかわらずのバーサーカーツアラーっぷりに驚きました。道中、何回もリッターSSの参加者にぶち抜かれましたが、やはり大型SSはいいものですね。
気仙沼から参加のWER (id:WeekEndRider)さん。
はじめましてのWERさん!なんでもほぼ高速移動で700km以上を気仙沼から走ってきたという見事な変態紳士(失言)。遠いので簡単に会える距離ではありませんが、いつか東北ツーリングへ行った際に一緒に走れるといいですね!
イベント終了間際に登場したのりまつ (id:norimaz)さん。
千里浜渋滞にはまり、終了間際に颯爽と現れたのりまつさん。実は、この日の宿泊ははのりまつさんが所属するグループの漢部屋に混ぜていただくことになっており、合流後一緒にホテルへ向かいました。
SSTRの参加品
ゴールゲート通過後は誘導員の指示で近くのバイク駐車場に案内されます。
その後歩いて千里浜まで戻り、スマホの位置登録情報システムをスタッフに見せると完走の記念品がもらえました。SSTR2018でもらった品がコチラです。
ピンバッジにロゴ入りマグボトル。そして、千里浜に着いた瞬間に必要なサイドスタンドプレート(笑)写真には写っていませんがポカリスエットのドリンクも1本入っていました。そしてなぜがBMW「G310」のステッカーも同封…。これは来年BMWで参加してくださいね(ニコ)というモトラッドさんの陰謀かな…。
僕が考えた最強のSSTR攻略法
初参加でしたが、実際に千里浜まで走ってみて気が付いたこと、次回はこうした方がいいことなどを備忘録として書いておきます。
ルート設定は無理しない
人によって、バイクによって1日に走れる距離の限度は異なると思いますが、東京からSSTRに参加する場合は少なくとも500km近くは走る必要があります。道の駅にたくさん寄ってポイントを多くゲットしたり、アチコチ寄って観光したい気持ちもわかりますが、余裕を持ったルート設計は本当に大事です。後述しますが17時くらいに千里浜へ着くらいのルートがちょうどいい気がしました。
千里浜渋滞を避けるため18時前には到着しよう
わたし達は16時半に千里浜へ到着しました。そこから撮影だの友人と会うだのして、ゴールゲートをくぐったのは17時前後だったと思います。この時間帯だと浜でゆっくり写真撮影も可能ですし、十分に余裕を持ってゴールゲート手前の写真撮影、ゴールゲート通過を堪能することが出来ます。
しかし、18時を過ぎてくると、ゴールゲート前での写真撮影あたりから徐々にバイクが混みだしてきました。日の入り後の19時以降、ではご覧の有様。
最終的には写真のように大渋滞に巻き込まれる可能性も。実際、のりまつさんはこの渋滞に巻き込まれて30分以上も列でうだうだしていたのだとか…。せっかく千里浜へ着いたのに最後の最後で渋滞、しかもゆっくりサンセットや花火を見られないんじゃモッタイナイですね。
そういうこともあるため、余裕を持って18時前に千里浜へ着くことをオススメします。ちなみにこの日の千里浜の日の入り時間は19時02分だったので、1時間前に到着するくらいがいい感じなのかもしれません!
ゴール通過前に砂浜で写真撮影しとこう
ゴールゲート通過後は駐車場に案内されてしまうため、千里浜でバイクの撮影が出来ません!実際、この罠にハマっている方が何名もいました。なので、千里浜に着いたらゴールゲートをくぐる前に存分にバイクと海の写真を撮っておきましょう!ゲート通過後、駐車せずに再度千里浜へ戻ることも出来ますが、時間の無駄ですし、時間が遅くなると渋滞にはまる可能性が。
最悪、翌日に千里浜で撮影も可能ですが、夕日をバックに撮影したいなら、ゴール前がベスト!
サングラスがあればいい!
これも個人差ありますが、わたしは疲れてくると眼から調子が悪くなってきます。コンタクトが乾いて、シパシパしてくる感じ。さらに、千里浜で夕日を直視したら余計に目の疲れが…。そういう事態に備えてサングラスを持参しましたが、かなり役立ってくれました。
決してパリピになりたくて持っていったわけではありませんが、サングラスがあれば浜で優雅にサンセット鑑賞を味わえます!絶対にオススメ!
ウェットティッシュもあればいい
SSTRに限った話ではありませんが、このイベントはそれなりの距離を走るため、ゴールする頃にはバイクのフロント面に大量の虫がへばりついている事でしょう!
千里浜で夕日を背景に、自分の愛車のベストフォトを撮りたい場合はその場でさっと綺麗にできるようにウェットティッシュを持参することを激しくオススメします。
また、その際にはビニール袋も持参するようにしましょう。
千里浜にはゴミ箱がありません。海岸にはたくさんのごみが落ちていますが、こういう場所でポイ捨てする人の気がしれませんねー。ゴミはキチンと持ち帰りましょう。
ゴールゲートを通過した時間を覚えておく
ゴールゲートを通過する瞬間は興奮・感動してそんな余裕がないかもしれませんが、ぜひ何時何分に通過したのか、時間を覚えておきましょう!
なぜこの時間情報が必要かと言うと、各種SNSであがってくる第三者に撮ってもらった写真をゲットするためです。
公式SNSであるFacebookのコミュニティでは、善意でゴール通過時の写真をアップしてくださっている方がおります。参加台数が3000台以上。その他の一般ライダーも含めると膨大な写真がアップされますが、おおよその時間を把握しておけば自分の写真がぐっと見つけやすくなります!
また、イベント終了後に販売されるSSTR公式の写真も、写真ポイントの通貨時間をおおよそ把握していれば、自分の写真をすぐに見つけることが出来ます。
もし通過時に時間をチェックし忘れていても、その前後で写真の1枚くらいは誰でも撮影するでしょうからその画像の日時をチェックして、自分がゴールゲートを通過したおおよその時間を把握するようにしておきましょう!
宴会の部!
疲弊した体を引きずり、ようやく宿泊予定の「ウェルネス能登路」へ到着しました。時刻はすでに20時前。到着後すぐに豪華な料理に舌鼓を打ち、お酒を飲み、のりまつ夫妻以外はみんな初めましての方でしたが、こんなわたしを快く混ぜてくれた紳士淑女の皆さんには感謝しかありません!ありがとうございました。
食後、温泉に浸かると一気に睡魔ががが。部屋に戻り、バイク談義に花を咲かせて12時頃に就寝となりました…。
家に帰るまでが遠足!
2日目の朝。本来であれば早朝出発して帰路に着こうと思いましたが、体が重い。無理!ということで皆さんとワイワイ朝食を摂り、9時頃に再び千里浜へ向かいました。皆さんはこのまま完走記録証を受け取るそうで、ここでお別れです。さようならー。501にブロックタイヤを履かせたときはいろいろとご指導ご鞭撻をお願いします!
ハスクバーナ使いは引かれあう
チェックアウトし、出発の準備をしていると駐車場で701SMを見つけました。5台しかいない、貴重なハスクのSSTR参加車両です!しかも、くそニッチなこのブログを読んでくれているそうで、う、嬉しい!
オーナーさんもわたし同様にお台場から出発したとのこと。暁ふ頭にはこれ以外にも701SMがもう1台いたということで、そっちスタートにすればよかったなーと後悔しました…。この方は生粋のハスク乗りだそうでいろいろとアドバイスも頂きました!お会いできてうれしかったです。
SSTR2日目のルート
帰りのルートはこんな感じ。もう帰るだけってルートとなっています。そして書くべきこともあまりないのでサクっと〆ます。
本当は朝早くに出発して下で松本まで行き、ビーナスラインからの秩父経由で埼玉入りを目論んでいましたが、諏訪に着いた時点で時刻はすでに14時半。結局、1日目と同様、諏訪から高速で直帰しました。
渋滞にはまりつつ、絶景も
とりあえず、下道で松本あたりまで帰ろうと思っていたため、Google先生の指示に従って帰ります。途中で前日に走った41号まで戻ってきたのであとはひたすら山間を縫いながら松本市を目指しました。前日に素通りした「道の駅細入」で子供たちのお土産をゲット。
このドラえもん、デカくてエンデュリスタンに入らず、しかも中身がフルーツゼリーぎっしり詰まっててクソ重でしたが、背負いながら帰りました。なんて罪深い猫型ロボットなんだ…。
道の駅を出た後はそのまま41号~471号~158号と進みましたが、このルートはほぼ全線オレンジラインで交通量も多いため最高に眠たかったです。空いている早朝は最高なんでしょうが、バイクで日中に通る道路ではないなと思いました。
途中、安房峠に寄ってみました。
ぐんぐん標高が上がっていき日陰の部分に雪が残っている箇所も…。そして少し開けた部分があったので写真をパシャり。安房峠の路面は荒れ放題、落下物多数と走りを楽しむような道ではありませんでしたが、景色は良かったです。
松本方面を諦め途中から、諏訪をひたすら目指します。
特筆すべきこともなく、諏訪ICから大渋滞の中央道、そこそここんでいた圏央道、関越を経由し、18時30分頃に無事帰宅となりました。帰宅時のODOは2545kmだったので、計算するとSSTRの2日間で約971km走ったことになります。
千里浜を走った後は速やかに洗車しよう!
翌日の月曜日は有給をとっていたので、SSTRで酷使したFE501のお手入れをしました。とりあえず8日間ぶり(!?)のオイル交換にいつものにりんかんで洗車、家に帰ってチェーン清掃まで完了。
洗車の際にしつこく水洗いしつつもりでしたが、その後のチェーン清掃で多量の細かい砂がパラパラと出てきました。千里浜は砂浜なんで、粒子が細かく、チェーンの隙間という隙間、その他部品の各所に入り込んでいたようです。チェーンにクリーナーを3回も吹き付けてゴシゴシし、ようやくザラザラした感じがなくなりました。千里浜を走った後はなるだけ早く海水と砂を洗い落としてあげた方がよさそうですねー。
あと、にりんかん川口でセルフ洗車していると、偶然にもSSTRステッカーを貼ったMT-07オーナーに遭遇しました。簡単にお互いのSSTRがどうだったかを語り合いましたが、終わった後も楽しめるSSTRは素晴らしい。
まとめ
このブログ史上、最も文字数が多い記事となりましたが、これにてSSTR2018の体験記はおしまいです。この記事を読んで、少しでもSSTRに興味を持ってくれた人がいたら嬉しいと思います。興味を持った方は来年のエントリー開始を待ちましょう。千里浜に辿り着いた瞬間の興奮と感動、またゴールゲートを通過した瞬間の喜びは他のイベントでは決して味わうことのできない経験だと思います。
最後になりますが、イベント企画者の皆さんやイベントを支えてくれたスタッフの方々、はたまた現地の方々や道中にお会いしたSSTRライダーの皆さんに感謝を伝えたいです。バイク3000台、3100名のライダーが一カ所に集まるイベント運営の苦労は計り知れないものと想像します。道中はお行儀よく運転していたつもりですが、こういうイベントが長く続くといいですねー。
さて、SSTR2018の余韻に浸りつつ、わたしは日常生活に戻ります!おしまい!