久々に子供との外出ネタですが、ゴールデンウィーク中に飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」へ行ってきました。駐車場・入場料がともに無料という、親からしたら最強の遊び場スポットである通称「ムーミン谷」のお話しです。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園とは
トーベ・ヤンソンとは、あの大人気キャラクター「ムーミン」の生みの親だそうです。そんなムーミン童話の世界観を味わえる児童公園「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」が埼玉県飯能市にあるということで、特に旅行の予定もなかったゴールデンウィーク中に訪問してきました。
HPには「北欧の雰囲気漂う公園」と書かれているため、わたしの所持するバイクFE501の故郷・スウェーデンと実質同じってことですね!楽しみぃ!
駐車場争奪戦を勝ち抜こう!
HPの園内マップを見ると、あまり広い公園ではなさそうです。
念のためGoogleMapで確認すると、無料開放されている駐車場も併設されている市民体育館・市民球場・ホッケー場と共用らしいので、あまりキャパシティが無さそうだなーと危惧しておりました。
ましてや、公園に行くのはゴールデンウィーク真っただ中!現地にはなるべく早く着いたほうが良いと思い、10時頃に駐車場へ到着すると、既に満車ぁぁぁぁぁぁぁ!
少し駐車場内で待っていると、偶然空いている車室を見つけたため事なきを得ましたが、朝の争奪戦に負けると最寄りの駐車場には停められないケースが多いかもしれません。ゴールデンウィークだから混んでいたのかもしれませんが、普通の週末でも併設施設の利用者が多い日は危ないかもしれませんね。
なお、最寄駐車場に停められなかった場合、道路の向かい側にある「阿須運動公園」に停めると良いかもしれません。5分くらい多めに歩くことになりますが、こちらの駐車場は広いため、車室空くまで待つくらいならさっさとこちらを利用したほうが良い場合もありそうです。
園内ではテントの使用が禁止!
大きな公園へ行くと必ず見かけるテントですが、ここ「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」ではテントの使用が禁止されているため注意が必要です。園内で休憩したり、昼食を食べようと思っているならばレジャーシートを持参するようにしましょう!
キレイに均された芝生エリアも広くないため、厚手のレジャーシートを持っていくと幸せになれるかもしれません。わが家はいつもこのシートを車に積みっぱなしにしていますが、4人家族でもまあまあ余裕を持って座れるので重宝しています。
ちなみに、遊具の持ち込みも禁止なので注意が必要です。
昨今は大きな公園へ行くとテントだらけですが、園内の景観維持というか雰囲気を守るための措置なのかもしれませんねー。テントがないと園内の見通しが良く、子供たちが遊ぶ姿を遠めからでも確認できるためレジャーシート万歳です!
北欧風景の広がる園内!
この園内マップを見てわかるとおり、園内はさほど広くありません。子連れでも、どこにも立ち寄らずに30分歩けば園内を1周できてしまう規模です。なので、一日中遊べる施設ではないことを念頭に置いておきましょう!参考になるかわかりませんが、晴れた土曜日でわが家の滞在は約3時間でした!
きのこの家
駐車場から続く坂を上りきると、真っ先に目に入るのがこの「きのこの家」。これよ、これー!Theハスクバーナって感じ(!?)の北欧感満載ハウス!
きのこの家は「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」一押しの遊び場で、中は地下1階から3階くらいの建物です。これといった遊具は特にありませんが、雰囲気のある家具が置いてあったり、暖炉があったり。螺旋階段で上下階に自由に行き来でき、子供たちが建物内をわちゃわちゃ走り回っています。
息子と娘も珍しい作りのきのこの家に大興奮で30分程度いろいろと遊びました。数は少ないですが、内部にイスもあるため、親は涼しい室内で休憩できるのでありがたい。
建物の裏手には小さな小川が流れています。
大きい子供たちが遊んでいましたが、夏は涼しくてとても良さそうでした!川底には石がゴロゴロしていたので、水遊び用サンダルを持参したらここでも遊べそうです。
集会場的なところ
入り口の右手側に大きい建物があり、中は天高の高い大きなフリースペースとなっております。室内での飲食は出来ませんが、手作りおもちゃなどが準備されており、静かでとてもいいトコロでした。
イベントがあるときなどはこちらでコンサートが開かれるようです。
壁面にはかわいらしいムーミンのアートが展示されていました。
なんでも、飯能市へのふるさと納税でもらえる限定のファブリックフレームらしいです。オシャレで家に飾るとかわいらしいんでしょうが、65,000円の納税とな…。
図書館
集会場の少し先にはムーミン作品の展示場も兼ねた図書館があります。わたしは童謡ムーミンを読んだことがないため詳しく知りませんが、好きな人には嬉しい内容でしょう。
図書館も蔵書は多くないものの、小さな子供たちが好きそうな海外童謡や図鑑が多数取り揃えてありました。外で遊ぶのもいいけど、親としてはこうやって少し知的な嗜みも楽しんでほしいところ!
その他にも
集会場的な建物の1階はこんな感じで涼しげな作りとなっていました。
少し森の奥へ歩ける場所も。完全に、森です。
こんな感じで、レジャーシートを広げてお弁当を食べたり散策していると、あっという間に2時間以上が経過していました。園内を一周したところで再度きのこの家で遊び、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」を後にしました。
園内にカフェが出来た!
2018年6月には園内にカフェもオープンしたようなので、手ぶらで来ても軽食を楽しみながら遊ぶことができます!自然の中で飲むコーヒーとか、最高だね!
遊び足りない時は阿須運動公園へ
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に10時頃着き、13時前には「もう帰ろうか」となりました。残念ながら規模的に一日中遊べるような公園ではありません。
そんな時、子供がまだまだ遊び足りていないようならば、道路を挟んで向かい側にある「阿須運動公園」へ向かいましょう!
駐車場が広く、遊具も充実している公園です。
本当であればこういった遊具が「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」内にあれば最高なんでしょうが、ムーミンの世界観もあるので贅沢は言えませんねー。
この公園も一日中遊べる規模ではありませんが、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と「阿須運動公園」を上手く組み合わせれば、一日中時間を潰せるオススメスポットとなります。
なにより、入場料と駐車料金が無料という点が親からすると助かる部分です。飯能市、太っ腹です。好き。
さほどムーミンに興味を示さなかった5歳の息子ですが、今でもたまに「ムーミンの森行きたい!」と言うコトがあるので、規模は小さいですが楽しかったようです!四季によって園内の雰囲気がガラッと変わるようなので、無料で年中楽しめる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は埼玉屈指の子連れスポットなのかもしれません!
おしまい