およそ4ヶ月ぶりに、秩父へツーリングに行ってきました。久々のソロツーでしたが、やはりバイクっていいもんですねー。
それにしても、4ヶ月ぶりのツーリングって…ひどいな…
ルート
直前まで日光方面に行こうかなーと思ってましたが、標高の高いところは4月でもまだ冷えるので、近そうな秩父をチョイスしました。
同じ埼玉県内ですが秩父は下道で行くと遠いので、関越で花園ICまでワープします。
そこから長瀞、土坂峠、神流町を抜けて富岡市方面へ行き、下仁田から299で小鹿野町、浦山ダムからの帰宅ぅという感じ。
およそ340km。朝5時過ぎに家を出て、15時過ぎ帰宅したショートツーリングです。
4月でも寒いからな!
ツーリングへ行く前に見た天気予報だと、4月7日の埼玉県の予想最高気温は20度以上。
これはもう冬用ウェアだと暑いに違いない!と思い(早計すぎる)(早とちり)(浅はか)夏用のメッシュジャケットに半袖Tシャツ、念の為、寒い時用にウルトラライトダウンを着込んでいきましたが、午前中は凍えるくらい寒かったです!おい、天気予報!!!仕事しろよ!
メッシュだから冷たい風が上半身をスースー抜けていくし、ウルトラライトダウンなんてもはや着てる意味なし。花園についたときにワークマンかユニクロに寄ろうと思いましたが、6時半ではどこも開いておらず、耐えかねてマクドナルドへピットイン!
4月のツーリング(特に朝と夕方以降)はまだ冷えるから温かい格好をしましょう(常識)。あと、数年ぶりに朝マックを食べましたが、300円ちょっとでこんなに食べられるなんて「すげーーー!」と感動しました。ツーリングのときはこれから毎回、朝マックにしようと決意したのであった。
土坂峠
朝食を済ませてから秩父の山の方へ向かいます。川に沿って長瀞を抜け、まずは準備運動がてら284号のクネクネした道へ。早朝ということもあり、車1台なく、路面もそこそこですし結構いい道でした。
途中には以前から気になっていた「天空の楽校」というカフェっぽいレストランがありますが、オープン前だったので写真すら撮らずに素通りです。
その後は登った坂を下って71号の土坂峠(つっさかとうげ)へ。
この峠、秩父市側から神流町へ向かう道がとても楽しいです!路面もキレイだし、早い時間帯だと交通量も皆無なので、集中して走ることができます。個人的には秩父の山道でここが1番好きなワインディングですねー。
192号め、許さん!
土坂峠を超え神流町へ到着しました。そこから46号を北上し、192号を抜けて群馬サファリパークのある富岡市へ向かいます。46号は初めて通りましたが途中に0.8車線くらいしかないくっそ狭い道路があったり、景色が良かったり、となかなかの道ですね。
そこからGoogle先生のルート案内に従って192号へ入ると、急にこんな感じの道になりました。
ふいに姿を現す酷道、嫌いじゃないけど、心の準備ができていないと焦るから本当に止めていただきたい。
その後、下仁田で給油して休憩です。このまま妙義山も回って「妙義の谷は深いぜ…」とかナイトキッズの真似事をしてみたかったけど、帰りが遅くなるし、板金7万円コースはご遠慮願いたいのでそのまま秩父方面へ帰ります。
頑なに道を譲らないバイク問題
299を小鹿野町へ向かっている最中に、僕の前を2台のバイクが走っていました。先頭はCRFっぽいオフ車のおじさん。その次はCBっぽいおじさん。3台目が僕です。
先頭を走るオフ車さん、結構いいペースで走ってくれてますがCBさんと僕からすると「遅いな」という感じで、詰まり気味の隊列を先導します。途中、車に道を譲ってもらうくせに、自分は頑なに後続のバイクに道を譲ろうとしません。しばらくするとようやくオフ車さんは左へ寄ってくれました。
次はCBさんを先頭に僕が後に続きます。このCBさんも結構いいペースで走ってくれますが僕からすると「遅いな」という感じ。抜きたいんだけどクネクネ道が続くため、安全にパスできる区間はありません。かといって道を譲ってくれる気配は一向にない…。そんな状態でしばらく走り、クネクネ道が終わった途端、道を譲ってくれました。途中、道端に寄れる区間はいくらでもあったにもかかわらず、この仕打。解せぬ!
ツーリングに行くと、こういうバイクって結構いますよね?
途中で遅い車に道を譲ってもらっておいて、自分より早い後続のバイクに道を譲らないマン。僕だったら、早そうな雰囲気のバイクが後ろに来たらすぐに譲ります。後ろにずーっと付かれると、追われている感じがしてムズムズするし精神衛生上よろしくないです。
別に後続に道を譲る義務があるわけでもなく、道交法的にはなんら問題がないので彼らを責めることはできませんが、自分も含め、周りに気配りできる運転が出来るといいですね。
浦山ダム!
小鹿野町を抜けて、いつもなら299を抜けて帰路につきますが、毎回同じだと芸がないぞ!ということで、浦山ダムを走る73号(秩父上名栗線)を走って飯能まで行こうと決めました。
浦山ダムッ!
ダムの切り立った外壁を見ると「ぐっ」と来るものがありますよね?
初めて、「ダムカレー」も食べました。
今でこそダムカレーという名称で流行っていますが、男の子なら絶対に小さい頃、お米でこの遊びしましたよね?「商標権を取っておけばよかった…」という後悔と、「ダム建設に費やされた圧倒的な労働力」を噛み締めながらいただくカレーは格別でした。
峠には魔物が住んでいる
食べ終わった時点で、まだお昼の12時。
このまま帰ったら14時には帰宅できるし、洗車とチェーン給油でもしよっかなーなんて妄想をしながら73号を進みました。
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だが、しかし!!!!!!
現実はそうも甘くありません!!!!
思い返すと、道中の脇に白い看板があって「この先、くぁwせdrftgyふj」という内容が書いてあった気がしますが、法定速度で走ってると内容まで読めないからー!もっと自己主張が強い看板で警告をお願いします。
ということで、結局浦山ダムまで戻り、いつもどおり299を使うことにしました。芝桜でめっちゃ混んでるかも?と思ってましたが、普通でしたね。4月上旬だと寒かったし、まだ満開じゃなかったのかもしれません。
心が少しダメージを負ったので道の駅芦ヶ久保で小休憩。
いわゆる「旧車」に該当するバイクがたくさん走ってて、みんなこぞってランドセルカバーみたいなのつけてましたが、アレ流行ってるんですかね?
そんなこんなで15時過ぎに帰宅しました。約340kmのショートツーリングでしたが、久々に山道も走れたので大満足です!おしまい!
【余談】GoogleMapの改悪について
2019年3月某日、ニュースで「ゼンリンとGoogleとの契約が終了し、GoogleMapがしょぼくなる」という衝撃的な内容を耳にしました。
今までツーリングのお供にGoogleMapを利用していたので、「改悪はめっちゃ困る…」、「マップアプリを変更しないといけないのかもしれない…」と滅多にツーリングへ行かないのに心配だけは一丁前なわたし!
しかし、ツーリングの際は「GoogleMap」に頼りっぱなしなので今まで通りにルート検索できないと本当に困るのです!ということで本当に改悪されてしまったのか、今回のツーリングで検証してみました!
検証結果
まず、アプリを開いて地図を見ると一目瞭然ですが、明らかに「見えづらい」という変化に気が付きました。東北自動車道と書いてあればいいのに「E4」とか書いてあるし、無駄にアメリカ感が出ちゃってますね…。首都高速のC1表記ならなんとなくわかりますが、他の道は正直わからないです。
肝心なルート検索は、というと…今回の秩父ツーリングではばっちし192号の悪路に案内されたわけですが、ぶっちゃけ今までのGoogle先生も平気で悪路を案内してきたので、ルート案内についてはゼンリン側というよりももともとGoogle側の問題に思えるので、「今までとあんまり変わらない」というのが私の結論です。異論は認める。
ただし、上述したように、地図本来の精度は明らかに精彩を欠く感じになってしまったので、純粋に地図として使っていたユーザーからすると大きな改悪になってしまったんでしょう。
ツーリングユーザーとしてルート検索メインに使っていたわたしのようなユーザーは今までと大きく変わらないので、安心してGoogleMapを利用し続けられると思います。たぶん。