暑すぎて、最後にバイクに乗ったのがいつだったか思い出せない今日この頃。
バッテリー上がりが心配なので久々に501君のエンジンをかけにいったら、とても嬉しかったのでしょうか、嬉ションならぬ、嬉オイル漏れしていました。尊い…
そんなことより、お盆前に京都へ帰省し、初めて夜間拝観なるものに行ってきました。
その夜間拝観のインパクトがかなり強めだったので、夏の京都におけるオススメスポットとしてご紹介。
高台寺の夜間拝観
京都には6日間滞在していましたが、何するにしても暑すぎて観光らしいことはあまりできませんでした。やったことと言えば、イオンでひたすら子供たちとメダルゲームしたり、ムービックスで映画を見たり、妻とフレスコへ買い物へ行ったり、娘が熱を出したので家の中でネットフリックス三昧だったり…。
そんな中、数少ない観光スポットへ行ったのが、高台寺でやっていた夜間拝観でした。高台寺は毎年、夏の時期に「百鬼夜行展」を実施しています。
⇒百鬼夜行展のご案内(拝観時間延長) (2019-06-29)
そして帰省している最中にたまたま「夏の夜間特別拝観《ライトアップ》」という催しを開催していたので、日中よりは涼しそうで、なおかつ観光客も少なそうでいいじゃん!と思って一人で行ってきました。
妻を誘いましたが、「暑くて嫌だ…」ということで、一人で。。。
これがプロジェクションマッピングの力だー
とりあえず、高台寺の「プロジェクションマッピング」がすごかったので、写真見てくださいよー!話はそれから!
と思いましたが、たったの3枚しか撮っていませんでした。
BGMもあって、ストーリー仕立てで、結構楽しめました。
訪れたのが21時過ぎと遅い時間で観光客も少なく、座りながら一人でぼーっと4回くらい見ていました。それくらい演出がよかった!
拝観前は「お寺」と「プロジェクションマッピング」というちぐはぐな組み合わせに疑問を抱いていましたが、ハイクオリティすぎてびっくりです。境内のライトアップだけだと物足りないけど、プロジェクションマッピングはすごごごご。
夜間拝観のメリットデメリット
京都、年越しのタイミングではいろいろな社寺に行きますが、よくよく考えると、単独で行われている夜間拝観へ行くのは初めての経験でした。そんな夜間拝観、良い点・悪い点があったので備忘録としてのこしておきます。まずは良い点を!
夏の場合は、涼しい
日中のうだるような暑さの中で観光をしても、頭の中はぼーっとするし、汗はかくし、集中して楽しむことができません。しかし、夜なら日差しは皆無!蒸し暑さは昼間と変わりありませんが、直射日光のない中で境内をのんびり散策できるのは最高だと思います。
それでも、めちゃくちゃ暑かった。行って帰ってくると汗だく状態で…。昼よりはましだけど、暑いことには変わりないですね。
観光客が少ない
昼間には観光客でごった返す有名どころも、夜だと御覧の状況です。
観光客であふれる路地には風情もへったくれもありませんが、人のいない静かな路地や境内はいいですね。
今の京都だと、早朝か夜中くらいしか「人が少ない」状況に遭遇できませんが、やはり静かに楽しむのが京都観光だと思います。
昼間とは異なった雰囲気
昼間は活気あふれる場所でも、夜に来ると人っ子一人見当たらず、全く違った雰囲気を味わうことができます!
とても静かだし、この世界で自分ひとり取り残されてしまったかのような錯覚をおこすほど、夜の京都は静かです。これよこれー!
お次は夜間拝観の悪い点。
よく見えない
当たり前すぎて言葉に出すのも恥ずかしいのですが、夜間なのであたりは暗く、建物や展示物、お庭などがよく見えません()。
分かってはいましたが、びっくりするくらい何も見えませんでした。
雰囲気は夜間でも十分に感じることができますが、本来の良さを味わいたいのなら、お昼に来るべきですね。初めて行く場所なら昼間、何度か訪れたことのある場所なら夜間拝観、と使い分けて観光してみると楽しめるハズです!
お店が閉まっている
夜間拝観をやっているお寺くらいしか開いておらず、そこに至るまでのお土産屋さんやカフェ、軽食を扱う飲食店はほとんどが閉まっています。観光客にとってはちょっと物足りない気がしますね…活気がないので物寂しいというかなんというか…。
ちなみに、わたしは21時過ぎに五条坂から三年坂、二年坂、高台寺と歩きましたが、この区間で空いている店舗は宿泊所と料亭だけ、その他の観光客が立ち寄るお店はことごとくクローズしていました!
物騒な気がする
21時頃、人けのない道を一人で歩いて高台寺へ向かいました。
大通りに面した道であれば街灯もたくさんあるでしょうが、1本脇道にそれると、暗い路地が多数存在するのが京都。また、昨今のインバウンドのおかげか、夜中なのにフラフラと出歩いている外国人観光客を何組も目撃しました。散歩していたり、酔っ払っていた李、運動していたりと様々です。
私は男なのでなんとも思いませんでしたが、仮に女性や小さい子供連れで夜間拝観見たさに人けのない路地を歩くのは、なんだか物騒だなーという気がしました。京都市内なら大きな通りへ行けばタクシーが必ず拾えるので、不安な場合はタクシー移動をオススメします。
夜間拝観、いいぞ!
ということで、デメリットもありますが、昼間には味わうことのできない雰囲気を堪能することができる夜間拝観。
人も少ないし、静かだしと、ひっそりと社寺の雰囲気に浸りたい方にはオススメできます!冬になるとライトアップもよりキレイでしょうし、夏以外の時期も楽しめるハズです!