3年ほど前から、ツーリング先の候補として「新潟」が大のお気に入りです。
美味しいお米、絶品の海鮮、そして走り応えのある多彩なルート。これら三拍子がそろった新潟県は、ライダーにとってまさに天国と言えます。
今回の目的地は、新潟県魚沼市と福島県檜枝岐村を結ぶ国道(酷道)352号・樹海ラインです。
この道は「酷道」の名にふさわしく、冬季閉鎖や土砂による通行止めが頻発する、環境的にハードモードな道として知られています。そんな352号を、10月上旬にツーリングで走破してきました!
目次
当日ルート
△酷道過ぎて、GoogleMAPですら正しくルーティングできない352号
この日は約550km走りました。
352号を走り終わるまでは天気良かったんですが、檜枝岐村から埼玉県まではずっと雨。久しぶりの雨天走行でバイクがすごく汚れた…。
長らく愛用しているインカムのB+COM SB4X Liteが浸水でぶっ壊れないか心配でしたが、今回もなんとか耐え抜いてくれました!!
名物のおにぎりでエネルギー補給
今回利用したのは「ツーリングプラン関越道・東北道コース」。
関越道を利用し、沼田ICまで一気にワープしました。その後、国道17号を北上し、三国峠をすいすいーと抜けてあっという間に南魚沼市に到着。
最初の目的地は、知人に教えてもらったお米が美味しいと評判の「うおぬま倉友農園 おにぎり屋」です。
到着したのはオープン前の9時。
それでもすでに10人以上が並んでおり、その人気ぶりに期待が膨らみます。
今回はおにぎり数個と唐揚げを購入し、店内のイートインスペースで朝食を楽しみました。肝心のお味は…確かに美味しい!
ただ、最近やたら見かける街中のおにぎり店と比べて特別な印象はなかったかな、というのが正直な感想です。
9時という早い時間帯にお店は開くので道中のついでに寄って買うならあり、このお店をお目当てに来るなら…という感じ。
魚沼市から酷道352号(樹海ライン)へ突入
朝食後、角野川の東側を北上していき、魚沼市から352号へ突入です!
例のごとく写真を全く撮っていないんですが、魚沼市の起点から、檜枝岐村へ着くまで、ハイペースで走って90分くらいかかりました。
酷道と聞いていたので覚悟していましたが、路面は特に荒れている様子はなく、落ち葉も10月上旬のため気になりませんでした。
奥只見湖を超えたあたりから、名物・洗い越しがいくつか出現します。
50km以上走りましたが、対向車に何度か遭遇しました。
見通し悪く、車幅が狭い道が延々と続くため、集中力を切らさず走らないと危ない道でした。まさに酷道。
雨に追われて帰路へ
352号を走破後は「道の駅 尾瀬檜枝岐」で朝購入しておいたおにぎりを食べ、道の駅に併設されている「山人家」で甘味を補給。
檜枝岐村に着いたあたりから暗い雲が立ち込めてきて、道の駅を出るころからパラパラと雨が降り出しました。雨具もないため、スマホと財布をビニール袋に入れてバッグに押し込み、352号、121号から西那須野ICから一気に帰路へつきました。
352号の感想とオススメルート
期待していた352号ですが、酷道評論家としては10点満点中6点くらいでしょうか。
比較的走りやすい路面状況ですが、単調な道が50km以上続き、途中はスマホの電波も途絶えます。
立ち寄るようなスポットも道中はほぼ皆無。
景色も奥只見湖までの区間にちょっと景色が抜けて見える程度で、これといって見どころが多いわけではないため、新潟⇔福島を移動するなら田子倉湖を通る252号ルートをオススメします。
こちらの方がまだ景色が良く、道中立ち寄る場所もまあまああるため、ツーリングにも観光にもましです。
おしまい。