2025年5月31日、SSTR2025に参加しトラブルなく完走してきたので、SSTR2025体験記を記します。
SSTRとは
日の出の時間に太平洋側海岸線を出発し、日の入りの時間までに石川県・千里浜のゴールを目指すラリーです。その他に細かいルールあるけど、そんな感じ。
▼詳しくは公式HP参照
SSTR事前準備

洗車してステッカー貼って、荷物をまとめて、天気予報とにらめっこしてました。
どうも5月31日は全国的に雨模様……
控えめに言っても、くそ。
出発前から鬱状態……
雨のSSTRは地獄だということを経験済みのため、リタイアも一瞬考えました。
しかし、SSTRエントリー費とホテルのキャンセル料がMOTTAINAI精神で、行くことを決意(血の涙)。
雨でルート変更

出発の前日夜、雨天を考慮してルート変更をしました(ひよった)。
当初は美濃市から北西へ向かい、157号の温見峠を通る想定でしたが、雨の酷道を走る根性はなく、勇気ある撤退です。
代わりに、東海環状自動車道を恵那から終点の本巣ICまで行き、そこから徳山湖を抜ける417号ルートを走りました。こっちも普通に極寒で辛かったんですけどね…
持ち物

今回のSSTR2025の服装・持ち物はこんな感じ。
<服装>
・メッシュジャケット+PMJデウス+レーシングブーツ
・寒いときはインナーとレインウェアで調整
<持ち物>
・レインウェア
・レイングローブ(寒いから道中の半分はこのグローブを使用)
・レインブーツカバー(脱着が面倒で使用せず)
・二泊三日分の着替え(寒いから長袖と半袖、両方持参して偉い)
・散歩用シューズ(ホテル到着後の散策用)
・百均のスマホ用防水ケース(めちゃ役立った、常備品としてスタメン採用)
・スマホ用タッチペン(そこそこ役立った、常備品としてスタメン採用)
・その他細々とした日用品
これらをシートバックに詰め、よく取り出す財布や身の回りの備品はクロームの防水ボディバッグにぶち込みました。
これにて準備万端。
特に最初から雨天走行が確定していたので、ビニール袋やタオルなどの雨装備は抜かりなく準備していきました。
SSTR2025のルート
最終的に走ったルートはこちら。
メータ読みですが、3日間で1,451km走りました。
1日目のSSTR2025は、サザンビーチ→静岡→恵那→冠山峠→白山→金沢→千里浜
2日目のアフターSSTRは、千里浜→氷見→富山市→新潟市
3日目のアフターSSTRは、新潟市→十日町→奥志賀高原→自宅の埼玉
SSTR2025当日
02:58「出発」

遠足前の子供状態で、十分な睡眠がとれずに3時前に自宅を出発です。
海なし県民のSSTR参加、これが一番きつい。
目指すはスタート地点であるサザンビーチちがさき。
天気予報では雨が降ることが確実だったので最初からレインコウェアを上下着込み、シートバッグにも防水カバーを設置。

そして雨で壊れる可能性があるビーコムは、ぐるぐる巻の刑に処しました。
昔Xで「インカムの雨対策として百均で売ってるイヤーキャップがいい」という投稿を見て、購入していたのですが、いざ被せるとキャップのサイズが小さすぎて全く使い物になりませんでした。適当にキャップ3個つなげてソレっぽくしましたが、高速から降りると、吹き飛んで行方不明に……くそ。
ところが、SSTRの道中にインカム浸水対策のイノベーションが起こりましたので、後述します。
04:13「スタート地点」

高速を降りて給油とトイレを済まし、サザンビーチに到着。
少し早めに着いたのでまだ空いているスペースにバイクを停め、日の出スタンバイ。

曇りなので日は拝めずに、時間になったら位置登録をして出発です。
SSTRも6回目の参加となるとスタートの感慨とかもあまりなく、というかこの後の雨天走行を考えると憂鬱な気持ちでしれーっと発進。
06:50「浜松SA」

高速では心を無にして走るのみ。
幸いにも高速では一度も雨に降られることがなく、ほっとしました。
清水PAで一度、そして浜松SAで給油と朝食のために休憩。
浜松SAでは絶対に「静岡おでん」を食べると決めていたため、バイクを降りて脇目も振らずに入店し、身も心も温まるおでんを堪能しました。うまかったー。
ここから先は位置情報の登録のために止まって、すぐに出発することが多いのでダイジェスト版で。
07:57「道の駅 したら」

ここでトラブル中の集団に遭遇。
1人が転倒し足を痛めてしまった様子でしたが、どうなったんでしょうか。マスツーだったので周りの方がテキパキと対応していましたが、ツーリング中のトラブルは怖いですね。
SSTRって普段のツーリングにはない「ゴール」があるため、焦っちゃうよねー。
08:30「道の駅 アグリステーションなぐら」

食堂がオープンしており、小腹が減っていたのでモーニングセットを買おうかすごく悩みましたが、長男だから我慢できました。次男だったら絶対に長居してタイムロスしてたはず。
08:43「道の駅 どんぐりの里いなぶ」


ここで少しおなかがすいてきたので、甘味を補充。
道の駅はオープン前だったけど、外のフードは早く売ってたからよかったー。
09:47「ハナノキ街道」

「道の駅 どんぐりの里いなぶ」の後はまっすぐ北上して恵那ICを目指す予定でしたが、時間に余裕がありそうだったので当初予定になかった「ハナノキ街道」を走りました。
とてもいい道でびっくりー。
ただし、後半は道狭くて急勾配でしんどかった。
そして、中津川は水がきれいすぎてわろた。
ここまでは予想に反して雨に降られず、最高なツーリングでした。
11:02「美濃加茂 SA (上り)」

本当は「道の駅 みのかも」で+2点ゲットしたかったけど、手前の分岐で選択肢を誤りSAに来てしまう凡ミス。
このあたりから雨がパラパラ。もう嫌だ、鬱…
12:30「道の駅 星のふる里ふじはし」

時刻は12時半過ぎ。ランチ時である。さすがにお腹減った。
ダムカレーとめちゃ悩み「しいたけあんかけ丼」という見たことも聞いたこともないメニューをチョイス。普通に美味しかったです。


ご飯中、暇だったのでSSTRライダーの位置情報を見てました。
「岐阜市」「475号」と表示されているちょっと左上にある丸が私かな。
圧倒的にマイナールートですね。どうりで道中でSSTRステッカーをあまり見かけないわけだ。
そして、しいたけを食べながらふと思いました。
「あれ、千里浜まで思ったより遠くない?ゴール前の渋滞を回避したいから、17時くらいに千里浜に着くには時間の余裕なくない?」と……
ランチ後は雨の中、417号と157号の山を二つ超えることを考慮すると、あまり余裕ないかもと少し焦りました。
幸いにも、ゴール条件のポイント数は達成済みなので、これ以降は余計な道の駅は全部素通りし、真っすぐに千里浜を目指しますが、ここから先はずっと雨でした。
「これからがほんとうの地獄だ…」
ビーコム浸水対策のイノベーション

徳山湖を抜けた後、大野市のガソリンスタンドで給油しているときに、給油用のビニール手袋が置いてありました。
店員さんに声を掛けビニール手袋を1枚もらい、ビーコムにかぶせてみるとまさかのシンデレラフィット。
余分な指先部分は結めば邪魔にならず。
私はクリップでビーコムを装着しているので、うまくクリップにはめ込めば高速で爆走しても取れることなく、最後までビーコムを雨から死守できました。
インカムの雨天対策、ビニール手袋が最適解です。異論は認めません。
15:39「道の駅 一向一揆の里」

「指定道の駅」なので、こんな辺鄙な場所にバイクがたくさん集まってました。
暖かいミルクティーで自分を奮い立たせ、少し先の千里浜を目指します。
16:51「道の駅 内灘サンセットパーク」

指定能登半島地震被災地応援ポイントの一つ。
狭い駐車場に夥しい数のバイクがおり、てんやわんや状態。
なので位置登録とお手洗いだけ済ましてさっさと「のと里山街道」へ向かいました。
17:24「 千里浜」

そんなこんなで、千里浜に到着。
御覧の通り、これ以上ない曇天。
せっかくの千里浜だけど雨だし、バイクを停めて写真撮るのも億劫なので、このままさっさとゴールゲートを通過しちゃいました。

17時半過ぎなので、渋滞もなくすんなりとゴールゲートを通過できました。
駐車場から受付まで長い距離を雨の中歩き、1秒でも早く宿に行きたかったので、さっさと移動しました。
SSTR2025、完!
chirinちりん 猫と暮らす田舎の一軒家

今回の宿はこちら。
猫と暮らす田舎の一軒家 chirin ちりん | 能登のゲストハウス | 海と山に囲まれた石川県能登・宝達志水町にある 1日1組限定のゲストハウス


何がとは言いませんが、全てが最高でした。
ISSA可愛いよー。またモフりたい。

夜の食事はゲストハウス近くの「まつ食堂」でミンチカツ定食。
この時飲んだハイボールもやたら美味しく感じました。
SSTR2025のリザルト

そんなこんなで、大きなトラブルなく無事にSSTR2025を完走できました。
走行距離は668km。
走行時間は約13時間。
今回は恵那から本巣まで高速を使用したこともあり、過去最長距離となりました。
後半は雨ということで当初予定していたルートやスケジュールの変更がありましたが、そういった不測の事態も含めてツーリングの醍醐味ですからねー。
普段のツーリングで事前に雨予報の場合、絶対にバイクに乗りません。だって、辛いし危ないから。
そんな辛い状況の中でゴールしたSSTR2025、感動もひとしおでした。
2日目
自宅に帰るまでが遠足。
有給をばっちりとっていたので、あと1泊して埼玉を目指します。

2日目の朝。
体は疲れているものの、自然と早く起床。
朝食を自分で作れるということで、朝からこんな健康的な食事を摂ってしまいました。お米も1号くらい食べてしまい、デブ活です。
さて、かわいい猫ちゃんと別れるのは辛いんですが、アフターSSTRへ突入。


まずは、前日に写真を撮れなかった千里浜へ向かいました。
6/1(日)のこの日はゴールゲート付近でSSTRイベントをやってましたが、私は興味ないため、千里浜で写真を数枚撮って、少し黄昏たりして、さらば千里浜。

最初に向かった先は「道の駅氷見」。本当はここで朝食の予定でしたが宿でドカ食いしたため、お土産を買い、次の「道の駅雨晴」へ。
ここでもあいにくの曇天で絶景を拝むことが出来ず。

悔しいので、売店で塩大福アイスを買い、朝からむしゃむしゃと食べてやりました。


次は「新湊大橋」の足元にある「恋人の聖地 海王丸パーク」。
あいにくの曇天で……



お次は「富岩運河環水公園」。Nice boat.
仕事で公園に関するプロジェクトが始まるので視察がてら、寄りました。
世界一美しいと称されるスターバックスも併設されているこの公園。
あいにくの曇天で……
この後は富山ICから高速に乗って新潟を目指します。
当初の予定では能生ICで降りて海沿いルートを満喫するはずでしたが、北陸自動車道に乗ってすぐからまさかの降雨。
能生ICでも雨は降り止まず、雨の下道をトロトロ走りたくないと思い、能生で降りずに名立谷浜SAまで来て、予定になかったランチ休憩。

コシヒカリソフトクリームを食べましたが、炊き不足の米感がすごくてイマイチ。
そんなソフトクリームを食べている時点で既に14:30過ぎ。
のんびり富山観光しすぎて明らかに時間が足りません。
本当だったら上越市から下道で山道をぐりんぐりん走り、長岡でラーメンを食す予定でしたが、圧倒的に時間が足りない!
ということで、このまま高速を降りずに新潟市までワープすることに。


とはいえ、せっかく新潟市に来たのにホテルへ直行するのは味気ないと思い「道の駅 新潟ふるさと村」へ寄り道。
家族へのお土産を買い、猫のトートバックと「もも太郎」というご当地アイスを購入。
もも太郎、いちご味のガリガリ君ですねこれ……


そんで新潟駅近くへ向かい、本日の宿である「ANAクラウンプラザホテル新潟」に17:30頃に到着。


夕飯を食べがてら、新潟駅前を観光しました。
萬代橋を渡って古町へ行き、新潟駅前へ行き、新潟を満喫。
なんか、新潟は勢いがあって街としてこれからすごくなりそうなパワーを感じました。
3日目


さて、3日目は埼玉の自宅に帰るだけ。
ホテルを出ようとすると、まさかの同じ地元ナンバーのSSTR参加バイクを見かけました。千里浜から離れている新潟のホテルで遭遇するなんて、まさかの偶然。
しかも、YAMAHAが仲良く3台。かわいい。

新潟市から下道で南下していき、「道の駅 漢学の里しただ」でパシャリ。

「道の駅 R290とちお」でパシャリ。
ここで地図を眺めていると、いつブックマークしたかわからないけど、行きたい場所となっていた神社が近くにあるようなので寄り道。

ブックマークしてあった「南部神社」に到着。


なぜブックマークしていたかというと、お目当てはきっとこの珍しい狛猫。
石造になっても可愛い猫のお尻。

ちなみみ、先ほど寄った道の駅とちおで南部神社のお札が販売しているとのこと。
オープン前の時間だったので買えませんでしたが、営業時間中に行っていたら猫ほいほいトラップで絶対に買わされていたはず。危ない。

十日町市の「越後十日町 小嶋屋本店」で初めてのへぎそばを食す。
そば好きのみんなが絶賛するだけあり、へぎそば美味しかったです。
本当はてんぷらも食べたかったけど、連日の暴食のため、我慢。

ランチ後は津南町から405号を南下し、奥志賀から志賀高原を目指します。
地図を見ていると秘境ルートかなと思いきや、意外と多くの車が行き交うルートのようですね。

6月なのに残雪もがっつりあり、奥志賀からの471号はとても寒かったです。

志賀草津高原ルートも当然、寒いわけで死ぬかと思った。


渋川伊香保ICから高速に乗り、上里SAで最後の休憩です。
めちゃくちゃ美味しそうなアップルパイが売ってたので、パクリ。

そんなこんなで17時過ぎには無事に帰宅となりました。
SSTR2025の三日間の走行距離は1,451km。

砂埃や虫アタックで死ぬほど汚れていたので、翌日には洗車をして、SSTRステッカーも剥がして、これでSSTR2025は本当に終了です。
SSTR終了後のポエム
さて、キャンセルを含めると今回で6回目の参加となったSSTR。
飽きてきた気持ちもあるけど、辛い思いをして夕日に染まる千里浜を見る感動は何物にも代えがたい感動や喜びがあるのも事実で、難しいですねー。
あと、こんだけ大量にアドベンチャーバイクを見せられると、人生の上がりのバイクとしてついつい気になっちゃいますよね。
新車で買ったYZF-R1もそろそろ2万キロに達するので、どうしようかなー。
R1を降りる気はないけど、増車もできないから、どうしようかなー。
とても悩ましい。
おしまい。
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