【読書】2025年8月の読書記録

今月も様々なジャンルの本を読みました。

特に、先月に引き続き渡辺裕之さんの「傭兵代理店」シリーズをまとめて読破。他にも、ビジネス書や社会派ノンフィクション、そして少しマニアックな作品まで、幅広い本と出会えた1カ月でした。

『万死の追跡』渡辺裕之

先月からの続きで、シリーズ第7巻から第11巻までを一気に読みました。

本作は墜落したアメリカの最新鋭戦闘機を探すため、リベンジャーズ一同が再びミャンマーへ。

今回は漢気溢れる仲間が次々と命を落としていく展開が多く、読んでいて悲しくなりました……

 

『聖域の亡者』渡辺裕之

シリーズ8作目。

前作の最後で敵もろとも爆ぜた藤堂…

行方不明となった藤堂を捜索するため、舞台はチベットへ。

物語の前半はもどかしい展開が続きますが、終盤の50ページほどで物語は一気に加速し、急転直下の結末を迎えます。

この手のアクション小説の定石なのか知りませんがCIAの描写が、グレイマンシリーズと同様に「いかにも嫌な奴」という感じで面白かったです。

 

『殺戮の残香』渡辺裕之

前作で負傷した美香。健気すぎる…

美香の治療に必要な培養液が何者かに盗まれ、アメリカを舞台にギャング、CIA、ロシアの謎の組織を巻き込んだ大騒動が勃発します。

なんか新しいキャラも登場して、味変の回。

 

『滅びの終曲』渡辺裕之

シリーズ10作目。

今作で一応シーズン1が終了。最後にふさわしく、舞台はモスクワ。

ロシアから最強・最悪の処刑人が送り込まれるという、中二病心をくすぐられる設定がたまりません!

敵も律義に一人ずつ登場してリベンジャーズに屠られていくわけですが、どうせ勝てないんだから列車とか建物ごと爆破してリベンジャーズを倒せばいいのに、と終始思いながら読み進めました。

ちなみに、傭兵代理店シリーズは各国の内情がリアルに描写されていますが、どこまでが事実で、どこからがフィクションなのか分からなくなることがあります。

「シグマフォースシリーズ」のように、巻末にフィクションの線引きが書かれていると、より安心して読めるのになと感じました。

 

『傭兵の岐路』渡辺裕之

ナンバリング的にはシリーズ11作目。

「傭兵代理店外伝」と銘打たれた本作は、旧シリーズと新シリーズを繋ぐストーリーです。

今まで詳しく描かれていなかったリベンジャーズ隊員たちの経歴が明らかになり、組織が再編成されていく過程が描かれています。

主人公の藤堂が年齢を取り過ぎていて少し心配になりますが、長編シリーズならではの面白さも。

 

『BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?』ベント・フリウビヤ、ダン・ガードナー

「ゆっくり考え、すばやく動く」

作中では規模のでかい建築プロジェクトについて記載されているが、規模感の大きい他業種というか、あらゆる業種に通じる普遍的なテーマだと感じました。

重厚長大なプロジェクトは予算超過や工期長期化がつきものですが、この本はそうした課題にどう向き合うべきかを教えてくれます。

すべてのビジネスパーソンが一度は読むべき一冊。

久々にいいビジネス書に出会えたと思いました。

 

『人口減少時代の再開発-「沈む街」と「浮かぶ街」』NHK取材班

最近何かと話題になる再開発について、その裏側を知るために読みました。

都心における再開発の仕組みが分かりやすく解説されており、「なぜ駅前の再開発は同じような高層ビルが建つのか」という疑問の答えが見つかります。

こういった課題の解決策が見出されていないわけですが、「権利床」だけでなく、税金など多様な側面から権利者のメリットを見出さないと、画一的な街が増え、多様性が失われてしまうのではないかと考えさせられた一冊。

 

『行方不明展』梨、闇、大森時生

「行方不明展」という催しが人気を博したというニュースを見て、せめて本だけでも、と手に取りました。

言葉では表現できない、得も言われぬ独特の不気味さが魅力です。

youtubeでフェイクドキュメンタリーをよく見るんですが、たまらない世界観でした。

また東京で開催されることがあれば、ぜひ足を運んでみたいです。

ちなみに、好きなフェイクドキュメンタリーはゾゾゾ皆口さんのこちら。


www.youtube.com

 

『カルトのことば-なぜ人は魅了され、狂信してしまうのか』アマンダ・モンテル

アレフがまたニュースに挙がっていましたね…

カルトと聞くと「洗脳」を思い浮かべがちですが、人間を「洗脳」することはできないそう。

では、なぜ多くの人がカルトにのめり込んでしまうのか?

その答えは意外と単純なテクニックで「内と外を明確に分けることによる断絶化」や、「内輪だけで通じる独自の言葉の定着化」などにあると著者は説いています。

とはいえ、本作を読んでもやはり理解できないのが「そんなことは百も承知なのになぜ人はカルトにハマってしまうのか」という点。

言葉が持つ不可解な力について、深く考えさせられる一冊でした。

 

『頭のいい人だけが知っている世界の見方』西岡壱誠

思っていた内容と違った。

この本を読んで「とてもためになった」と感じる人はいるのだろうか……

 

雑記

今月は年1回の人間ドック!

36歳にもなると検査結果の数値が悪くて当然なんですが、実は24年8月からスポーツジムに通い始め、週3ペースで通い続けていました‼偉すぎる‼

最近は飲み会に行ってもアルコールは最初の数杯だけにして、後半はひたすらお茶を飲みまくるという意識高い行動も心掛けています。

 

おまけに、内科にも通いきちんと処方薬を半年くらい内服しているので、20代前半の頃を最後に目にしていない、検査結果オールAが見れるのかどうか…どきどき。

 

ちなみに、6月上旬に剥離骨折した指が未だに完治しておらず、このまま一生治らないのではないかというのが最近の懸念です。

おしまい。