今回はマンガのご紹介。
Kindleで『女帝』の1~3巻が無料配信されていたので、とりあえずダウンロード。
たいていの無料本は3巻まで読んで購入しなくてはいけない4巻以降は読むことが少ないんですが、本書はあまりの面白さに4巻以降をすぐにまとめ買い。この記事を書いた時点でも24巻セットで2,268円(さらにポイント還元もあり!)とセール価格です。
『女帝』というタイトルからしてお気づきの方も多いと思いますが、本作は主人公である立花彩花という女性がホステスとして成長していくストーリー。
登場人物が多く名前がごっちゃになってしまうのが玉に瑕(ママさんが大量に登場)ですが、原作と作画がわかれているためストーリー・描写ともにレベルが高く、1つ1つのエピソードも数話でキチッと終わるため、全体的にとても読みやすい作品となっています。
また、本作の最大の魅力は主人公・立花彩花の凛とした生き方でしょう。
夜の世界で頂点に立つという志を持つ彩花が女同士の修羅場や暴力団、政治のいざこざや自身の出生に関わる問題に巻き込まれながらも、折れることなく苦難を乗り越えて夢を実現していく様に、心を打たれるシーンも多々あります。
単にホステスとしての彩花だけではなく、1人の立派な女性としても彩花から学ぶべきことはとても多く、実に読み応えのある作品でした。ストーリーとは関係なしに、扉絵に突然R18描写が出てくることがあるので、その点だけ注意しましょう(;・∀・)
ちなみに、続編に『女帝花舞』があります。
夜の世界の女帝となった彩花と娘のその後を描いており、 『女帝』の登場人物が引き続き多数出てくるそうですが、セール価格になっていないのでこちらは未読です。1巻108円になったら買いたいなー。