すくすく成長中の娘。歩くための一歩目がなかなか出ませんが、女の子だしこんなもんか―と気長に成長を見守っています。
そんな娘ですが、生後9か月で断乳しました。断乳に至った理由は夜泣きです。
息子の時と違って比較的手のかからない娘でしたが8か月頃から夜泣きが始まりました。地獄の始まりです…。夜中に突然泣き出し授乳をしてあげると泣き止みますが、それが終わるとまた泣く…。
息子の時に経験済みなので仕方ないとわかってはいるけど、親も辛い夜泣き。数日続くと、寝不足から明らかにパフォーマンスが落ちます。妻が最もつらそうで、家事も育児も少しずつ疎かになっていく状況に。
娘は離乳食を3食きっちり食べ、昼や夜の寝る前に必ず授乳(授乳をしないと寝ない癖がついていました)というサイクルでしたが、あまりに夜泣きが収まらないので断乳をしようと妻が決意しました。
母乳がもたらすたくさんの恩恵
断乳をするのは妻と娘なのでわたしは何もしてませんが、何かの役に立てればと断乳について調べてみました。WHOのHPで「Breastfeeding」に関するトピックを読むと、生後6か月までは母と子のコミュニケーションや栄養、免疫など様々な観点から完全母乳育児を推奨しています。また、統計から生後6か月まで母乳のみで育った子はその後の成長過程で高いIQをマークする傾向にあるそうで、そういった理由からWHOもユニセフも幼少期の母乳育児を推奨していました。
WHOは生後6か月目以降も母乳を推奨しています。
この間も母乳には赤ちゃんに十分な栄養とエネルギーを供給することが可能で離乳食と同時に授乳することを薦めており、24か月目までは有効と書かれています。
へー、そうなんだー。恥ずかしながら、パパはこんなこと知らなかったよ(汗)
これを妻に報告すると「寝不足が辛いので断乳したい気持ちも強い」が、「わが子にもう授乳する機会がないと思うとそれも捨てがたい(3人目の予定はなし)」と言っていました。そういうことも含めていろいろと考えましたが、断乳をすることに決定。
わが家の断乳の手順
一般的なことは育児書などに多く書かれていると思います。不測の事態に備えて、わたしが家にいる週末に合せて断乳を開始しました。
~断乳1日目~
金曜の夜から断乳開始ですが、寝付きやすくするために昼のうちに娘と目一杯遊んで疲れさせておきます。そして、いつもなら寝かし付けの授乳をする20時頃、娘も眠くて口をパクパクさせますが今夜からどんなに泣かれようと授乳をしません。ここで赤ちゃんに根負けして授乳してしまうママも多いそうですが、ひたすら耐えるのみ!
娘もリビングで1時間近く泣きましたが、最後は泣き疲れたのか授乳することなくコテンと眠りにつきました。夜中も昼の疲れのせいか、一度も起きることなく土曜の朝を迎えることに。
~断乳2日目~
土曜日の昼寝も授乳なし。30分近く泣きましたが諦めたようで眠ります。
夜は妻が娘の横にいると授乳してもらえると思い泣くため、わたし1人で寝かし付けに挑戦。娘も妻がいないので最初から授乳を期待していないのか、少し泣きましたが前日に比べるとずいぶんあっさりと就寝。
~断乳3日目~
日曜日、3日目なので普通に授乳なしで眠るようになりました。昼も夜も欲しがる素振りすら見せず、泣きもせずに寝るようになり、断乳終了。息子の時もそうでしたが今回も3日間で断乳に成功しました。
これで無事におしまい…と思いきや、妻の方に問題が発生。
男にはわからない辛さですが妻は授乳を止めたため、乳腺炎になりかけました。
妻曰く「お産の次につらい・痛い」という程体調不良になり、土曜日と日曜日の2日間はほとんど寝て過ごしたほど(胸が張って、痛くて動けないらしい)です。この事態を見越して週末に合せて断乳を決行しましたが、大正解。月曜日には病院に行き、それ以降はだいぶ良くなり育児に復帰。
断乳後の娘の変化
妻のトラブルの方が深刻でしたが娘の断乳はスムーズに成功です。
今では娘も夜泣きすることなく、20時に寝かして朝8時くらいまでノンストップで寝てくれます。授乳していたころと比べて、かなり寝つきがよくなりました。夜中に起きても、眠気が勝るのか自分で勝手に寝てくれます。昼寝も毎日1~2時間程度し、生活のリズムがだいぶ整ってきました。
かなり食欲旺盛に。
母乳を止めた影響か、離乳食を以前の2倍近くの量を食べるようになりました。食べ足りないときは「アーヽ(`Д´)ノプンプン」とうなって自己主張するように。麦茶も授乳前に比べてかなり飲むようになったので、「母乳で栄養と水分をそうとう摂っていたんだねー」と妻と驚きました。
よく寝て、よく食べてとデブ化が心配ですが、納豆ごはんが一番好きなようで息子と同じくらい食い意地を張っています(;・∀・)