こんにちは。はやとぅです。皆さん、夏休み満喫中でしょうか?
先週、妻と子供たちが帰省しており、一週間だけ一人暮らしのような生活を送る機会がありました。最初は「独身貴族!!ワッショーイ!!」なーんて思いましたが、妻がいないととても困るのが、そう。「食事」です。
普段から料理をしない(作れない)わたし。
職場でのランチは別として、妻のいない一週間、仕事がある日の夕食と休みの日の食事をどうしようか悩みました。いっそのこと、お金はかかるけど料理しなくてもいいし、洗い物も増えなくていい「外食三昧」を満喫しようかと思いましたが、内心では新しいバイクが欲しいし、9月に家族旅行も控えているので、ここは一つ、節約のため気合いを入れて一週間自炊生活を送ってみようと決意をしたのです。
今回は、そんな料理作れない系男子(パパ)がどうにか頑張って一週間自炊でサバイブした記録をお送りします。記事タイトルを見てわかる通り、大いに食生活が乱れました…。
- 孫子曰く、戦いは始まる前に決する
- 自炊生活の始まり
- 月曜日の夕食
- 火曜日の夕食
- 水曜日の夕食
- 木曜日の夕食
- 金曜日の食事
- 土曜日の食事
- 日曜日の食事
- 自炊生活の結果発表
- 夏の夜に一人で絶対にやってはいけないコト
- いつも料理を作ってくれる人に感謝
孫子曰く、戦いは始まる前に決する
妻と子供たちが帰省する前の週末、月曜日から始まる一週間の自炊生活を心に誓ったわたしは、料理の仕込みをせこせこと始めました。慣れない包丁を駆使し、大量の野菜・お肉を切り刻む日曜日。この時、初めて「玉ねぎの芯を取り除く」という衝撃の事実を知りました。家庭科の授業で習った記憶ないんだけど…。今までカレーとか作るときも芯があること知らずにそのまま調理していたという情弱っぷりが露呈…。
ともあれ、これから始まる妻不在の一週間に向けて準備は整いました!
自炊生活の始まり
これからお送りするのは、料理が出来ない夫が一人取り残されたらどうなるのかという貴重な資料です。あくまでわたし個人の特殊な一例ですが、本当に自炊で一人暮らししている料理できない人の方は、食生活がどうなっているのかすごく気になりました…。
料理できないけど、その中でもわたしの持っている数少ない料理のレパートリーを全て出し切って妻の不在を乗り切りました。では、自炊生活スタート!
月曜日の夕食
妻と子供が帰省した初日の夕食は「カレー」です。
妻が帰省する前日に圧力鍋でカレーを作っておいたので、仕事へ行く前に炊飯器のタイマーをセットし、帰ってきてすぐにカレーを温めて食べられました。料理できないけど、カレーは適当に野菜を切って圧力鍋で適当に煮込むだけで、誰でも簡単に出来るメニューなのでとても重宝する一品。それに、一度で大量に作れるのがポイントですね。
肝心の味ですが、よく、キャンプで苦労して作ったカレーは格別と聞きますが、あの感覚と同様で、前日に味見した時はあまり美味しいと思わなかったけど、一人リビングでカレーを食べていると不思議と美味しく感じました。
初日ですが、温めてご飯を食べるだけでも既にもうめんどくさい…。
火曜日の夕食
前日の月曜日は初戦と言うことで、綿密な仕込みが功を奏し華麗に勝利することができました。カレーだけにね。続く2日目の火曜日、この日も夕食も難なくこなしたいところ。
ということで火曜日の夕飯は「熟成したカレー」です。
日曜日にカレーを作ってから冷蔵庫で寝かせている分、プラシーボ効果かもしれないけど、前日より美味しく感じられました。この味を例えるならば、キャンプでカレーを作り、その翌朝に残ったカレーを食べているような感覚。そう、残ったカレーの味です。
水曜日の夕食
この日の夕飯は「さらに熟成したカレー」。もはや言うことは何もあるまい。
自分でカレーを大量に作っておいてなんですが、さすがに3日間連続でカレーが続いたので、いくら温厚なわたしでも苛立ちを隠せませんでした。翌日以降はどうしても「カレー以外のメニューが食べたい!」と切に願い、仕事帰りにスーパーに寄って食材の買い出しに行ってきましたよ…。
この日の夜は食後にバイクを少し走らせ、23時過ぎに帰宅してから深夜1時過ぎまで料理の仕込みをしてました。これが料理男子ってやつか(違うと思う)。
木曜日の夕食
とうとうカレー以外のメニューが食卓に並びます。前日の深夜に作っておいたおかげで、帰ってきてすぐに温めて、夕飯にありつくことができました!
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それではこの日の夕食「クリームシチュー」のお披露目です!!!
夜中に調理するのがすごく面倒だったので、圧力鍋ですごい適当に作ったのに、かなり美味しく仕上がりました。もはや、「カレー」の時代は終わり、これからは「シチュー」の時代ですね。
じゃがいもの皮も綺麗に剥くのが面倒なのでご覧のとおり。ともあれ、圧力鍋は放っておいても美味しい料理ができるんだから、すごい調理器具ですね。
金曜日の食事
幸か不幸か、この日は「山の日」で祝日です。夢の3連休となりました。
妻と子供がいないし、3日連続でツーリングに行こうと決めていましたが、埼玉はあいにくの雨。そのため、バイクに乗ることなく家でぐうたらしていました。ぐうたらしていてもお腹は減るもの。
朝食
「最後の熟成しきったカレー」。米を炊く行為ですら面倒なので、カレーのルーのみ。
これでようやくカレーを食べきりました。しばらくの間、カレーに関することは見聞きしたくありません。
昼食
「妻からの救援物資・冷蔵ピザ」。
冷蔵庫の上の方を見ると、なにやら大きいピザがあることに気が付きました。なんと、このピザ、妻が帰省する前に買っておいてくれたとのこと。自炊生活というわたしのポリシーに反しますが、妻の好意を無下にするわけにはいかない!と、本当に仕方なくピザを食べました。
カレーより5倍は美味しかったです。
夕食
「熟成したシチュー」。もはや写真など必要あるまい…。
カレーは「寝かせると美味しくなる」と聞きますが、シチューはどうなんでしょうか。もとが美味しく出来ていたので、熟成したシチューは普通に美味しかったです。正直、シチューも飽きました。
土曜日の食事
この日も休みなんでツーリング行ける!と思ってましたが、またもや天気が良くない埼玉県。前日同様、読書やゲーム、買い物などをして適当に時間を潰しましたが、子供たちがいないと暇ですね。家の中が静かすぎて、昼寝して気がついたときには19時になってましたよ…。
朝食
「さらに熟成したシチュー」。説明不要。
昼食
冷蔵庫の残り物を寄せ集めて作った、「ぶっかけうどん」。
冷蔵庫の奥の方でうどんを発見。バイオハザードで、死にかけたときに見つけた「救急用スプレー」のような安心感を得ました。大根をおろして、ねぎを盛り付けて完成。
カレーとかシチューのようなドロドロした料理じゃなかったら、もはや全てが美味しく感じられるようになってきました。今なら嫌いなトマトとかきゅうりも食べられそう(食べるとは言ってない)。
夕食
「熟成しすぎたシチュー」。ノーコメント。
日曜日の食事
3連休唯一の晴れ!
今度こそ本当にツーリングに行ける!と思いましたが、夕方には新幹線で妻と子供たちも帰ってくるし、お迎えに行く体力を考えてこの日も自宅待機をしました。3連休とは一体なんだったのだろうか…。
朝食
「最後の熟成しきったシチュー」。
とうとうシチューの撲滅に成功。偉業達成を一人悲しく祝いました。
昼食
月曜日から日曜日までの間に大量のカレーを食べ、大量のシチューを食べ、わたしの心身は尋常ではない程のダメージを負っている状態。
妻のいないこの一週間を全て自炊で乗り切ってやろうと心に誓っていましたが、今の精神力ではとても自力で昼食を作るのが困難でした。家でじっとしていたら心がやられてしまう…という危機感から街中をぶらつくことに。そして自然と足が向かったのが…
「家系ラーメン(濃いめ・多め)」。
最後の最後で外食カードを使ってしまいました。もうダメ。
完全なる自炊生活を達成することができず…。しかし、カレーとシチューでダメージを負っていた五臓六腑に染みわたる家系ラーメンの暴力的な濃いスープ。もういいんです。買えるかどうかわからない新しいバイクや家族旅行なんかより、目の前のラーメン一杯の方がとても大事なんです。
この昼食をもって、わたしの一週間にわたる自炊生活が終わりました。
いやー、普段から料理しない方が自炊するとき、カレーとシチュー以外で何のメニューを口にしているのか切実に知りたいと感じた一週間でした。
自炊生活の結果発表
この一週間、職場以外で食べた御飯は以下の通りとなりました。
カレー/4食
シチュー/5食
ピザ/1食
うどん/1食
ラーメン/1食
カレーとシチューに大量の野菜を使っているとはいえ、お世辞にも褒められた食事バランスとは程遠い結果となりました。それでも、外食を1回に抑えられたのは自分でも褒めてやりたいくらいの忍耐力でしたね。
なお、わたしがこんなにアグレッシブな食生活を送っていた間に、帰省している妻から送られてきたLINEがこちら。
全力でHO・RO・BI・RO☆
夏の夜に一人で絶対にやってはいけないコト
自炊生活と全く関係ありませんが、妻と子供がいない夏の夜。
一人、リビングでおもむろにZONEの「secret base ~君がくれたもの~」を流してみたら、寂しさの波にのまれて危うく死にかける事態が発生しました。
夏の夜にそれは自殺行為ですよ...
— よっしーCBR704RR (@michimani210) 2017年8月7日
寂しくて寂しくて死にそーっと思った直後、よっしーさんに止めてもらいましたが、「一人で過ごす夏の夜」と「ZONEの楽曲」の組み合わせは自殺行為だということに初めて気が付きました。これに夏の風物詩「熱闘甲子園」も合わさると、やばいですね。混ぜるな危険。
いつも料理を作ってくれる人に感謝
日頃から料理を作ってくれる妻に感謝しているつもりでしたが、この一週間を経て、さらにその念が高まりました。仕事をしていようがいまいが、「料理を作る」って非常に大変なことなんだと再認識できました。
ついつい、「料理は作ってもらって当たり前」と思いがちですが、いつも料理を作ってくれる家族や恋人、親への感謝はとても大切ですね。ありがとうございます。
最後に。。。
わたしも今まで以上に仕事を頑張るからバイク買っていいかな?いいよね?