【バイク】ハスクから待望のストリートモデルVITPILEN/SVARTPILENが発売される話し【追記2018/3/5】

2018年はハスクバーナのビッグウェーブがきます!!!

(ドドドドドドドドドドドド)

 

(2018年3月5日  一部追記しました)

 

 

ハスクバーナ?なにそれ?

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わたしが乗っているFE501というバイクは、「ハスクバーナ」というメーカーのバイクです。スウェーデン生まれで、イメージカラーでもありThe北欧って感じの黄青白の特徴的な色合いがおしゃれなバイク。意識高い系清楚ライダーがよく乗っている、最先端のバイクメーカーですね!

 

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ハスクバーナOJSNのイメージ(photo by Kenneth Olausson)

 

だがしかし。

このハスクバーナ、オフロード界隈では有名ですがオンロード界隈では「知らない」とか「初めて聞いた」、はたまた「チェンソーのメーカーでしょ?」という悲しい知名度となっています。

 

ずばり、公道上では市民権が得られていない状況なんです(言い過ぎ)

 

知名度の低い原因は…

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(photo by Bavo Swijgers)

なぜ、そんな悲しい状況なのかというと、ラインナップの大半がレースモデルだから。これに尽きるでしょうね。実際、わたしも701が販売されるまで、ハスクバーナのバイクを公道で見たことがありませんでした。

 

中にはわたしが乗るFE501のように保安部品がついててナンバー取得可能なレースモデルもいくつかありますが、お世辞にも万人に対して「普通に乗れる」とは言えないモデルになっております。つまり、オフロード(モタード)を本気で走る人達向けの玄人バイクメーカーだったのです(過去形)。

 

肝心のラインナップ

ハスクバーナの公式HPを確認してみると、2018年のラインナップは全部で20台あるようです(VITPILENとSVARTPILEN除く)。バイクカテゴリーは大きくわけて3カテゴリー「エンデューロ」、「モトクロス」、「スーパーモト」あります。

ハスクバーナの公式HP→Husqvarna Motorcycles - Pioneering since 1903

 

この20台のうち、ストリートモデルとして普通の感覚で街乗りやツーリングに乗ることが出来るバイクは「701 ENDURO」と「701 SUPERMOTO」のたった2台のみとなっております!20台もあって、ストリートモデルがたったの2台しかないとかうけるんですけどぉwww

701 ENDURO

701 SUPERMOTO

 

「百聞は一見にしかず」ということで、カテゴリーごとにラインナップを見ていきましょう。

 

エンデューロぉ!

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こんだけたくさんあるけど、ストリートモデルは「701 ENDURO」のみです。それ以外はオフロードレーサーと言われる野蛮なバイク()。わたしが乗るFE501のようにナンバーが取得できるモデルもありますが、どう考えても「普段乗りするバイク」ではないんですよね…。

 

モトクロスぅ!

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モトクロッサーは全てレーサーのため、ストリートモデル皆無です。バイクのテールをみるとナンバーステーそのものが存在しませんね。

 

スーパーモトぉ(モタードぉ)!

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701 SUPERMOTO」だけがストリートモデルで、かっちょいいFS450はサーキット専用のモデルとなります。

 

このように、ハスクバーナのバイクはかなり割り切ったラインナップとなっており、ある意味攻めまくっているメーカー、それがハスクバーナなんです。

 

なんだか、こう…惚れちゃいますよね(ポッ)

 

そんなハスクから待望のストリートモデルが発表!

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(photo by Schedl R.)

 

まずは、この動画でも見てみましょう。


VITPILEN 701 Simple Progressive Husqvarna Motorcycles

 

上述したように今までオフロードモデルに特化していたハスクバーナですが、2018年4月と7月に待望の新たなストリートモデル(オンロードモデル)が発売されると発表されました。

 

それが VITPILEN401と VITPILEN701SVARTPILEN401の3台!

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ヴィットピレンは「白い矢」、スヴァルトピレンは「黒い矢」を意味するそうで、今までのハスクバーナにはない、新しい領域に踏み込んだ街中に自然に溶け込むようなストリートモデルとなっています。HPにイカした写真があったので、各モデルの詳細写真を何枚か貼っておきます。

 

VITPILEN 401(ヴィットピレン 401)

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(photo by Schedl R.)

 

VITPILEN 701(ヴィットピレン 701)

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(photo by Schedl R.)

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(photo by Schedl R.)


SVARTPILEN 401(スヴァルトピレン 401)

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(photo by Schedl R.)

端的に言って

 

・・

・・・

・・・・

・・・・・

 

3台とも、かっこよさしかない。

 

VITPILEN 401のスペック

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375ccの水冷シングルに37Nmという少ないトルクで街乗りに最適な1台、だそう。

パワーは最大馬力32kW(44hp)で、ゴリゴリ走らせるというより、トコトコと優雅に走らせるようなスペックですね。

 

ブレーキはByBreの油圧式でフロント320mmおよびリア230、おまけにABS付と街乗りバイクとしては文句のない装備かと思います。サスは前後ともWPの倒立です。

 

シート高は835 mmとなっていて少し高めです。

教習車でよく使われているCB400SFが755mm。生産中止となった最終のセロー250が830mmなので、セローくらいの高さと思っていいでしょう。ハンドルはカフェレーサーっぽく低めに見えるので、シート高と相まってポジションにやや難があるかもしれませんね。


燃料タンク容量は約9.5リットル。燃料を除いた車両重量が148 kgとなっています。

 

パッと見たところ、全体的なスペックは「一般的な400cc」といった感じでしょうか。気になる値段は、「車両本体価格・税込777,000円」となっております。

 

詳しいスペックは下記ハスクHPのリンクをご参照ください。

VITPILEN 401

 

VITPILEN 701のスペック

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VITPILEN 401の上位互換にあたるVITPILEN 701は、692.7ccの水冷シングルで、最大馬力55kW(75hp)、トルク72Nmとパワフルなエンジンです。ライドバイワイヤ、トラクションコントロールが備わっています。

 

HP上には「標準のアップ&ダウンイージーシフトなど、最新の技術的ソリューションにより卓越した乗車能力がもたらされ」という記述があるのですが、これはクイックシフタ―のことを指しているのでしょうか?電子制御もバッチリです。

 

ブレーキはブレンボ製となり、401に比べてリアブレーキのサイズが少し大きくなっております。EMSはKeihin製となり、フレームはクロムモリブデン鋼と401に比べて豪華な仕様。

 

401との違いで特筆すべきは、ブラックにコーティングされたかっこいいサイレンサーです。シブい、シブすぎる!

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シート高は830 mmと401より5mmだけ低く設定されています。

燃料タンク容量は約12リットルで燃料を除いた車両重量は157 kg。401より一回りデカくなったような印象ですが、その分装備もグレードアップしており、ツーリングで少し遠くまでいくなら401よりパワフルな701の方が走りを楽しめそうなスペックですね。

 

このバイク、めっちゃ欲しいんですけど…

 

値段は「車両本体価格・税込1,355,000円」となっております。お値段は401より二回りくらい高お設定です。

 

VITPILEN 401よりも約60万円も高く設定されたVITPILEN 701。

この価格差はちょっと衝撃ですね。せめて401よりも30万円くらい高い110万程度なら迷わず701を選びたいところですが、非常に悩ましい価格差です。

 

わたしならこの3台の中で迷わずVITPILEN 701を選びます!!

オフロードの場合は小ささのアドバンテージが大きいと思いますが、公道の場合「大は小を兼ねる」シーンが多々あるからです。フルノーマルのまま乗り続けても様になりそうだし、物欲が激しく刺激されますね、このバイク…。

 

 詳しいスペックは下記ハスクHPのリンクをご参照ください。

VITPILEN 701

 

SVARTPILEN 401のスペック

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SVARTPILEN 401はVITPILEN 401と同様のスペックです。エンジンもフレームもサスもブレーキも、中身はまんま一緒。

 

違う点は燃料を除いた車両重量で150 kgとなっています。SVARTPILEN 401より2kg重くなっておりますが、これはところどころ変わっているパーツの差ですね。

 

VITPILENよりもアップハンドルで、アンダーガードとタンク上によくわからない何かがプラスされています。マフラーのヒートガードもあり、一番大きな変更点はタイヤの変更でしょうね。

 

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左がSVARTPILEN401。右がVITPILEN401。

 

タンク上のよくわからないやつの正体は、標準でついているラゲッジラックでした。

軽量の荷物をタンク上に固定して持ち運べるということで、リアシートの形状もあいまって積載性はSVARTPILENに軍配があがりそう。

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ハンドルもアプハンで高くなっていて、積載性も見込めるので、同じ400ccでもコチラのバイクはVITPILENよりツーリング向けに仕上がっていそうな感じがしますVITPILENがスタイリッシュな「都会感」なら、SVARTPILENは無骨な「旅感」を演出しています。

 

値段は、VITPILEN 401と同じ「車両本体価格・税込777,000円」なり。

 

詳しいスペックは下記ハスクHPのリンクをご参照ください。

SVARTPILEN 401

 

スペック比較 

701と401を比較すると以下の通りです。

401の排気量を大きくして、各装備をグレードアップさせた上位互換が701という認識でいいと思います。この価格差が約58万円です。

  Vitpilen 701 Vitpilen/Svartpilen 401
価格 ¥1355000 ¥777000
発売時期 2018年7月 2018年4月
エンジン 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
排気量(cm3) 692.7 375
内径/行程(mm) 105/80 89/60
最高出力(kW/rpm) 55/8500 32/9000
最大トルク(Nm/rpm) 72/6750 37/7000
クラッチ APTCスリッパ―クラッチ スリッパ―クラッチ
EMS Keihin製 BOSCH製
フレーム クロームモリブデン鋼トレリス スチール製トレリス
Fサスペンション WP製倒立φ43mm 同左
Rサスペンション WP製リンク式モノショック WP製モノショック
Fブレーキ Brembo製φ320mm ByBreφ320mm
Rブレーキ Brembo製φ240mm ByBreφ230mm
シート高(mm) 830 835
燃料タンク容量(L) 12 9.5
乾燥重量(kg) 157 148/150
ABS
クイックシフター 〇? ×
ライドバイワイヤ ×

 

アクセサリーも出るはず! 

公式HPには各車両の簡単なスペック紹介くらいしか載っておりませんが、くまなくページをたどっていくと、カスタム車両の画像を見つけました。

 

これは多分、VITPILEN 401のカスタムVer.でしょうかね。

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ざっと見たところ、アクラポビッチのマフラーに、バーエンドミラー化。フェンダーの変更にヘッドライト、ブレーキディスクも変更されているようです。タンクのカラーも白から一部黒に変更されていて、よりスタイリッシュな感じが!

 

恐らくですが、現行ラインナップ同様、メーカー公式のカスタムパーツ(アクセサリー)が販売されると思うので、自分色にカスタムしていく楽しみ方もありそうです。

 

バイクだけでなく、ウェアも要チェック

バイクのカスタムパーツだけでなく、ハスクバーナはウェア類もメーカー公認のものが販売されています。http://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/clothing/

 

今回のストリートモデル販売に合わせて、それに似合うストリート系ウェアもHP上に追加されていました。特に気になるのはこのヘルメット

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デザインが変態(褒めてる)

シンプソンのヘルメットに似ていますが、コチラのカラーリングの方が斜め上を行く変態の発想ですね。ヘルメットの他にも、ストリート用のジャケットやパンツ、グローブもちゃっかり追加されています。

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現在はまだ購入できませんが…



バイクも買い、ウェアもハスク一式で揃えれば立派なハスクマンになれます。コミネマンやタイチマンはよく見かけますが、ハスクマンは全国的にみても希少種なはず。

 

ハスクバーナはいいバイク!

どうでしょうか?結構詳しく調べたつもりなので、ここまで読み終えたほとんどの方が物欲を刺激されたかと想像します。そんな方は全国各地にあるハスクバーナのディーラーへ問い合わせてみましょう。

ディーラー検索

 

ハスクから待望のストリートモデルが3台も発売されるので、いちハスクオーナーとして、公道でハスクバーナのバイクが増えるのはとても嬉しく思います。ご紹介した通り、国産メーカーにはない圧倒的おしゃれなデザインに加え、オフロードレースで鍛えられた実績ある装備(勝手な想像です)がオンロード向けに手を加えられていると思うので、見た目だけでなく性能面でもきっと満足いくバイクとなっていることでしょう。

 

この記事で結局何が言いたいかというと、ハスクバーナはイイゾーということ。実際に発売されたらもう少し詳しいことがわかってくると思うので、4月と7月の販売をゆっくり待ちましょう。

 

おしまい。

 

(追記)アクセサリーパーツの情報が既に出ていました

何気なくハスクバーナ世田谷のHPでアクセサリーを物色していたところ、既にVITPILENとSVARTPILEN用のアクセサリーが追加されていました!

www.husqvarna-setagaya.com

 

カスタムの定番と言えばマフラー。ハスクのマフラーと言えばアクラポビッチ!

401701、それぞれカッコイイスリップオンマフラーですねー。

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401用は見た目が?ですが、701用アクラは大型SSっぽいエンドでかなりかっこいいと思います。お値段はちと高めですね。

 

ホイールセットも見つけました!

401用キャストホイールセット701用スポークホイールセットです!

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401用のキャストホイールはかなりお手頃な価格ではないでしょうか?

ホイールの変更は見た目も走行性能も大きく変わるため、納車に合わせて一気にカスタムしちゃうのもアリですね。

 

コメント欄で701を欲しがっていたfurutakeさん(id:furutakeru)

無事スポークホイールセットがあるようなので、ディーラーに予約注文してきましょう!お買い上げありがとうございまーす!!!!!!!!!

 

ちなみに、ブルーではなくブラックアルマイトのアクセサリーも各種あるようです。これ、めちゃくちゃかっこいいから501用に販売してもらいたいくらい。FE501もストリートモデルなんで、頼みますよ本国ハスクバーナさん!一式買います!

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ハスクバーナ、今回のストリートモデルはかなり力を入れているような様子なので、ハスク乗りが増えてくれることを切に祈っています。気になる方は近くのディーラーへ駆け込みましょう!

 

予約しておかないと買えないパターン、あるあるですから…。