【子育て】2年以上遊ばせて気が付いた、知育としてのレゴの真価

息子が2歳半の頃からたくさんのレゴを買い与えてきましたが、最近になってようやく、知育教育という意味での「ある結論」に行きついたので、今日は「子育て/知育」と「レゴ」にまつわるお話でも。

 

 

レゴの対象年齢は的確である!

始めに言っておきますが、レゴの対象年齢は非常に的確です!

レゴの箱には大きい文字で、その商品の対象年齢が書かれています。ここ数年、息子にたくさんのレゴを買い与えてきましたが、概ねその対象年齢は正しいと思います。なので、これから子供のおもちゃ・知育としてレゴを買い与えようかなーと思っている人がいたら、子供の年齢にあった商品を選択することをオススメします。

 

対象年齢に見合った商品を買うことで、「子供がちっとも遊んでくれない!」とか「思っていたよりも、組み立てられない!」といった親の過ちを多少なりとも防ぐことが出来ます。

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(2歳半で小さいレゴはどう考えても無理ゲーでした…)

 

 

結論1.小さいレゴの組み立ては4歳から

息子が2歳の頃から、小さいレゴと大きいレゴであるデュプロをたくさん買い与えてきましたが、一人で小さいレゴを組み立てられるようになるのは恐らく4歳頃からだと思われます。 なぜ、そのような結論に至ったかと言うと、4歳の息子がようやくレゴの説明書を見て自分一人で組み立てられるようになってきたから、です。

 

先日、久々にレゴを買いました。

このキットの対象年齢は 6-12歳

 

さきほど「レゴは、子供に見合った対象年齢のキットを買うべし!」とか偉そうに書いておきながら、対象年齢に見合わない大きいレゴを買いました。対象年齢が高いレゴは仕掛けが面白いから、ついついね…。

 

息子が3歳までの頃は、こういう大きいキットを買うと、わたしがほとんど一人でレゴを組み立て、大きいブロックや簡単に出来る部分は息子に作ってもらう、という形で制作していました。割合にすると【親:子=8:2】くらいです。

 

ところが、4歳になると、小さいブロックもきちんと指先で扱えるようになっており、説明書のイラストを見てなんとなく組み立てられるようになっていました。これくらいの年になってようやく空間認識能力が発達してきて、レゴのイラスト説明書を理解できるようになってきたのかもしれません。 

 

今回のキットを組み立てるにあたり、わたしは隣で手を出さずに息子が一人でどこまで組み立てられるか観察していました。その結果、4歳の息子一人でほぼ完成させることができました。シール貼りや小さい1マスブロックなどは、まだ難しいようなので手伝いましたが、【親:子=1:9】の割合で息子が組み立てました。これは3歳の頃と比べてかなりの進歩です。

 

 

子供一人で小さいレゴを組み立てられる工夫

親「4歳から小さいレゴで遊べるのか!」

親「では、息子よ。これを作ってみろ!」

袋からブロックを取り出す(ガラガラガラガラ…)

親「しっかりやれよ!」

 

・・

・・・

 

これでは、さすがに4歳では組み立てられません。親によるちょっとした工夫が求められてきます。

 

工夫1.組み立てるブロックと説明書の向きを揃える

大人だと説明書を見ながら、特に考える必要もなくブロックを積んでいくことができますが、小さい子供にはそれがやや難しいようです。そのため、説明書に書かれている通りにブロックの向きを揃えてあげましょう。

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こんな感じでイラストと向きを揃えます。

 

これ、本当に重要です。これをやるだけで、あっという間に組み立てのハードルが低くなります。

 

よくあるのが、レゴを作っている途中で遊びだしてしまい、ブロックの向きが説明書と違う方向へ向いてしまうこと。こうなってしまうと、組み立ての難易度がグッと上がり難しくなってしまいます。そうならないよう、親がたまーにブロックの向きを説明書にあわせて調整してあげる必要があります。

 

工夫2.コツコツ取り組む

今回購入したキットは、袋が1~8番までありました。大人だったらテキパキ作業し1時間もあれば作れますが、子供だと集中力はそんなに持ちません。そう思い「作るのは1日1袋まで」と息子と約束し、1週間以上かけて制作しました。

 

4歳の子が一人で1袋分組み立てるだけで、20~30分近くかかりました。これくらいなら子供の集中力も持続しますし、「もっとレゴを組み立てたい!」という飢餓感が翌日以降のモチベーションにも繋がります。

 

工夫3.口だしするけど手は出さない

説明書を見て作っているにもかかわらず違う場所にブロックを積んだり、別のブロックを選んだりしてしまうことが多々あります。この時、ついつい「そこじゃないよー」と親が手を出し修正してあげたくなりますが、グッとこらえましょう。

 

「色が違うよー」とか「このブロックは長さが違うかもしれない」とか、なるべく口頭でヒントを出しつつ、子供が自分で修正できるように仕向けましょう。そうすると子供も学習するようで、「ここ、進研ゼミでやったところだ!!」みたいな感じで、自然と間違っていることに気が付くようになります。

 

 

4歳からはじめるオススメのレゴ

初めて小さいレゴを買うなら、レゴのジュニアシリーズがオススメです。

男の子なら無難にシティシリーズ<対象年齢4-7歳>

 

女の子ならディズニーシリーズがあります<対象年齢4-7歳>

 

基礎ブロックがたくさん入ったボックスを買おうか悩んでいる人もいるでしょうが、初心者にはブロックだけあってもちっとも面白くありません。これはあくまで、ブロックが足りないと思ったときに買う追加用レゴだと思います。対象年齢は一応4歳からとなっていますが、あまりオススメはしません<対象年齢4-99歳>

  

結論2.本音を言うと、4歳でもデュプロで十分!

さんざん小さいレゴのことを語りましたが、小さいレゴは一度作ってしまうと、そのあとはタダの人形遊びとなってしまうことがほとんどです。中には一度作って、壊し、その後でオリジナル作品を作ってしまう猛者もいるそうですが、うちの息子はそこまで賢くなく…。

 

発想力を鍛える意味での「知育ブロック」を真剣に考えているならば、4歳でもデュプロで十分楽しむことができます。現に、5歳前になる息子は今でも毎日のようにデュプロで遊んでおり、1歳の娘と一緒にヘンテコな作品を無数生み出しています。

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息子曰く「家」とのこと…。

仕事が終わって家に帰ると、リビングにこのような作品がほぼ毎日転がっています。床にブロックが散らばっていると非常に邪魔ですが、とりあえず開口一番に褒めてあげます。

 

元も子もないようなことを言いますが、小学生になる前まではデュプロで十分

知育という観点から見ると、小さいレゴは「未就学児には早かったかな?」というのが本音です。そのため、これから未就学児にレゴを買ってあげようか検討している方は以下のデュプロを買っておけば間違いありません。

 

基礎版がないとレゴ遊びは始まらない。これは必須アイテム!!

 

ボックスキットを1つ買っておけば基礎ブロックは十分足りると思います。

 

小さい子供は無条件で動物が好き。動物が入っているキットもオススメです。

 

動物より乗り物系が好きな子には、 こっちがオススメ。

 

「みどりのコンテナ」と大きいキット1つか2つ程度あれば、ブロックの量は十分かと思います。子供の年齢に応じて、作れる作品が大きくなってきたらキットを買い足してあげるようにしましょう。ブロックの数が足りなくなると子供はすぐにブロック遊びに飽きてしまいます…

 

 

遊ぶ環境も大切!?

わが家の場合、デュプロを大きいボックスに収納しており、それを子供部屋ではなくリビングスペースに置きっぱなしにしております。こうすることで、保育園へ行く前のわずかな時間や寝る前の数分、といったスキマ時間で遊ぶことができ、ブロックを手に取ってくれる機会が圧倒的に多くなります。

 

デュプロを子供部屋に置いていたころは、たくさんあるオモチャのうちの1つになってしまいブロック遊びが長続きしませんでしたが、リビングに優先的に設置することでほぼ毎日ブロック遊びをする習慣が付いてきました。

 

なので、知育としてデュプロで長い間遊んで欲しいと思っているなら、買ってお終いではなく、遊ぶ環境をちょっとだけ工夫してあげるだけで、そのオモチャが知育玩具として長く活躍してくれるかどうか変わるということを、息子の成長を通じて学びました。犬の飼育と一緒で、オモチャにも優先順位を着けてあげる必要があるんです。

 

 

デュプロは全ての子供にオススメできるオモチャ

この4年間、息子のために様々なオモチャを買ってきました。挙げたらきりがないほどの膨大な数です。その中で、1番遊んでくれているオモチャは「デュプロ」です。

 

1つ1つのブロックが大きいため誤飲の心配もなく、男女関係なく1才頃から遊べる優秀なオモチャだと思います。1度買えば小学生になるまでずーっと遊べるブロックなので、小さいレゴも楽しくていいですが、未就学児にはデュプロで十分だった!というお話でした。