【バイク】FE501で行く、SSTR2019【2日目】

家に帰るまでが遠足、と小学校のころに習ったはず!ということでSSTR2019の二日目スタートです(実質、家に帰るだけ)

 

ふぁんふぁんふぁーーーん!

 

1日目の記事はコチラ!

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SSTR2019 二日目のルート

帰りのルートはこんな感じ。

 

このルートはSSTR2018の往路で走ったことがあるので、それを逆にたどってみました。帰りのルートを考えるのが面倒だったので安易にこのルートを採用しましたが、昨年走ったときには「快走路だった!」ていう記憶しかないから問題なし。

 

1年振りに走る道ですが、不思議と、そこかしこでSSTR2018の思い出が微かによみがえりますねー。 

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宿でお別れ

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今年も昨年同様、千里浜からほど近い「ホテルウェルネス能登路」に宿泊しました。千里浜まで30秒という鬼のようなアクセスの良さ!夕食と朝食も最高においしいし、お風呂も広くて最高!ランドリールームがあればもっと最の高だと思います。とはいえ、今年も大変お世話になりました。

 

体がとても疲れていたので深く眠れませんでしたが、2日目はなんとか7時に起床。

朝食をたらふく食べ、出発の準備をしているとあっという間に9時になりました。他のメンバーは昨年同様、千里浜へ行ってイベントに参加するそうですが、わたしは帰りもがっつり走りたいので少し早く皆とお別れです。今年も大変お世話になりましたー。来年もまたよろしくお願いしますねー!

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同じイベントに参加したバイクとは思えない、キレイなのりまつさんの690ENDURO…

 

自宅まで520km! 

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9時過ぎ、宿の駐車場でみんなと別れ、のと里山街道から富山西ICまでバビューンとワープします。宿から自宅までは約520km。もはや501のロンツーで鍛えられたわたしには微塵も遠く感じない距離です(うそ、やっぱ遠いし辛かった)。富山西ICから飛騨、高山、木曽と山間部を抜けて諏訪まで下道で行くよー。1秒でも早く家に帰りたいよー!

 

わたし「富山から諏訪まで下道で行くぞー!」

 

考えただけで面倒くさくて遠い道のりですが、山間部を縫うように進んで行くこのルートは常に360度見渡す限り新緑の山で、最初っから最後までずーっといい景色でした。気温は30度を超えてくっそ暑いけど、止まらずに走っている分にはとても清々しかったです。さらに、山間部は信号もなく白線が多いため、さくさくと進んで行きます。「ああ、なんて遠いところまでバイク(ツーリング)で来たんだな…」と終始、旅感に包まれる道のりでした。

 

バイクの醍醐味とは…

上述しましたが、あの「ああ、なんて遠いところまでバイク(ツーリング)で来たんだな…」っていう感覚こそがわたしの思う「Theバイク(ツーリング)の醍醐味」だと思っています。

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SSTR2018での1枚。

 

ツーリングで自宅から遠く離れた場所を走っている最中に感じるこの感覚は、ブログで何万字を使って文字で書こうが、どんなに美しい風景の写真を撮ろうが、Youtubeでモトブロガーの動画を何時間と見ようが、バイクに乗らない人には伝えられない感覚だと思います。たとえ、アクションカメラで同じ風景を録画していたとしても、録画で見る景色と自分の目で見た景色は別物なんです!!

 

電車や飛行機で行く旅行とは違うし、車で行く旅行とも少し違う、絶妙なバイクでのこの旅感ッ!伝われッッ!

 

バイクに興味はあるんだけれど、どうしても最後の踏ん切りがつかなくて迷っている方がいるならば、ぜひ知人のタンデムシートに乗せてもらいましょう。そして、まったりツーリングで行ったことも見たこともない遠い場所に連れて行ってもらってください。

 

そうしたらわたしの言う旅感が少しはわかるかもしれませんし、ひいては、それがバイクに乗りたいっていう最大の原動力になるかもしれませんし。

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あいにくと、わたしのかっこいい(振動すごい、高速苦手、フロントの接地感すぐなくなる)FE501は1名乗車なんでタンデムできませんが、タンデムして旅感を味わってみたいっていう人(※女性に限る)がいよーものなら、レンタルバイクを準備するんで、見知らぬ離れた場所までツーリングに行きましょう(土下座)。

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あ、タンデムしたい男性はツタヤでバイク雑誌「タンデムスタイル」でも立ち読みしててください(ニコッ)

 

楽しい時間はあっという間…

宿を出発した直後は「帰るのダルッ」と思っていましたが、走っているとあっという間に時間は過ぎていきます。美しい景色に囲まれながら、どこまでも広がっていく道路をひた走ること6時間、15時にようやく諏訪ICまで着きましたー。

 

気温が高く、道中はちっとも食欲がわかなかったのでSSTR2018でも寄った「開田高原アイスクリーム工房」で昼食兼1日1ソフトを達成!13時過ぎにお店へ到着しましたが、レジには長蛇の列があり、ソフトクリーム購入まで10分以上も並びました。しかし、おいしいから並ぶだけの価値はあります!

開田高原アイスクリーム工房 - 木曽町その他/アイスクリーム [食べログ]

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今年もスペシャルゲストが登場!

そういえば、木曽の361号を走っているときに今年もスペシャルゲストが登場しました!この方ですッ!

 

 

 

 

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通行止め看板「おっす!!」

 

本当にそういうのいいから!!!

 

こっちは暑くてイライラしてるんだから、いいから…。

 

家に帰ってGoogleMapで交通情報を確認してみると、きちんとこの通行止め情報が載っていました。情報収集不足でしたが、勘弁しておくれー。

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帰路だったからよかったものの、往路でサンセットの時間ギリギリのルートを走っているときに通行止め看板パイセンに遭遇すると泣きたくなりますね…。まあ、帰路で遭遇しても相当にイラッと来たんで、事前の交通情報チェック本当に大事です。

 

ちなみに、去年のスペシャルゲストはこいつでしたね(復習)。

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泣く子も黙る、471号冬季閉鎖パイセン…

 

SSTR2019、終了!

ということで、諏訪ICから中央道に乗り、談合坂から始まる鬼のような渋滞を切り抜け、18時過ぎには自宅へ到着しましたー。これにてわたしのSSTR2019は終了です。

 

はてブメンバーの中には、2日目にマシントラブルで泣かせられた人もいたようでしたが、わたしは無事故無違反で無事に完走することができました。無事に走り切ってくれたFE501君には感謝です!

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オイル交換後の試走(30kmくらい)を含めて、2日間の走行距離メーター読みはこんなもん。

 

普段は600~800kmでオイル交換をしている501君。

SSTR2019ではオイル交換無しで1200km以上走ったわけですが、帰路でギアが入りにくくなりましたが、それ以外はあまり悪いところを感じませんでした。

 

洗車をしてSSTRは真の終了を迎える 

 SSTR2019が終わった27日の月曜日。

今回は有給をとっていたので会社へは行かず、オープン早々に2りんかんへ向かいました。2りんかんでのお目当ては、せ・ん・し・ゃ!

千里浜で浴びたであろう海水を洗い落としてあげました。放っておくとすぐに錆びちゃって大変なことになりますからね…。

 

その後は家に帰って、お・い・る・こ・う・か・ん!

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そして、す・て・っ・か・ー・は・が・し!

昨年はイベント終了後、面倒なので数か月間はったままでいたら、剥がすときに苦労したので、今年はさっさと剥がしちゃいます。悲しい気持ちもありますが、スマン!バリッ、ポイッ!

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今年のステッカーは剥がしやすい素材でした!こういう地味な改善、素晴らしい。

 

ということで、これで本当にSSTR2019が終了しました。

繰り返しになるけど、最後まで無事に走ってくれた501君、偉いぞ!お祝いに、添加剤でも入れてやるぜ!

 

ぼくがかんがえたさいきょうのSSTRこうりゃくほう

昨年に引き続き、SSTRでこうした方がよかったとか、そういった備忘録を記しておきます。

 

往路と復路はもうこれでいいかも

これは去年のルート。

 

これが今年のルート。

 

東京か神奈川から千里浜を目指す場合、糸魚川経由ルートだとルート設定の自由があまりないと思います。それにFE501の走行性能を考慮すると、中央道の諏訪から攻めるパターンか、東名で浜松あたりから攻めるパターンの2つくらいしか選択肢はありません。

 

来年はもうルートを考えるのが少し面倒な気もするので(ルート設定が醍醐味とか言っておきながら…)この2つのルートを基本にして、少しアレンジを加えれば往路復路のルート設定がだいぶ容易になるかと思ってます。下道はほとんどが気持ちよく走れる快走路なので、行きも帰りもストレスフリーで走れる「さいきょうのるーと」です!

 

気温に適した装備を

SSTR2019は地獄のように暑かったです。

しかし、朝から晩まで走り通すSSTRは早朝の寒い時間と、日が昇った後の暑い時間に対応できる装備を準備して行きましょう!荷物は嵩張りますが、寒暖差で貴重な体力を奪われると、後半戦で体力的に厳しい戦いとなってしまします。なので、いつもなら「荷物多くなるし、これは必要ないかな」というウェアも積載が許す限り持っていきましょう!最悪、寒さは道中の買い物でカバーすることができるため、暑さ対策の方が重要かもしれません!今年は汗拭きシートがとても重宝しました。

シールドの虫対策でウェットティッシュも絶対に必須ですよ!

 

千里浜での写真撮影は、しばらく進んだ空いているところでしよう

 今年は千里浜に入ってすぐのところにバイクレ!!一行を見かけたので合流しましたが、今浜口から砂浜に入って数キロはとても混みあってます!なので、狙った写真を撮るのも苦労します。千里浜なぎさドライブウェイは約8kmもあるので、混雑していない場所でのんびりバイクを撮影したい場合は、数キロ進んで車もバイクもいないエリアに駐車しましょう。

 

砂浜でバイクスタンドが沈まないエンデューロレーサーがオススメ

千里浜は砂浜なので、重いバイクのスタンドで点荷重をかけると、スタンドが砂浜に埋まって大変なことになります。なので、多くのライダーはスタンドプレートやその代わりとなるペットボトルなどを持参しているのです。

 

ところが、ですよ!

わたしのFE501のように装備重量が120kgもない軽いバイクなら、千里浜でもスタンドプレート不要です!ブロックタイヤなら入口と出口付近の進入で転倒する恐れもありませんし、砂浜をグイグイ進んで行くことができます!

ツーリングユースでは排気量の多い501をオススメしますが、250でも300でも、350でも450でもいいと思うのでハスクバーナのバイクを買ってみましょう。

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この中から見た目好きなの選んでいいから、ハスクのバイク買いな。

 

ちなみに、SSTR2019のイベント中に見かけたハスクバーナのバイクはたったの2台だけでした。4000台くらい参加しているはずなのに、たったの2台!どうかしててる!

2台のうち1台はぼっちさんのVitpilen701(白目)だし、もう1台はゴールゲートを通りすぎてた701のSMかEDだけ。悲しいですぞ!

 

ゴールゲートの渋滞を避けるなら17時くらいまでにゴールを

 今年はゴールゲートを18時頃に通過しましたが、見事にゴールゲート渋滞にはまってしましました。貴重な尻割マシンであるFE501をたくさんの人に見せつけられたのはいいことですが、暑い中、砂浜で焦らされるのは過酷でした…

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そんなゴール付近の渋滞を避けたいなら、早めの時間に到着しておきましょう!

早めに着いていれば、各メーカーの出展ブースものんびり楽しむことができますし、おにぎりや貝汁もゆっくり着席して味わうことができます。あとは優雅に渋滞にはまっているライダーを眺めながら「クククッ。バカどもめ(失言)」とか言っているだけでオッケーです。

 

ルート選びはよくばらない

ルート選びもSSTRの醍醐味。わたしのルート選びの基本は走ったことのない道であり、なおかつ、くねくねして面白そうな道を条件に選んでいます。

 

ところが、調子にのってクネクネした道ばかりをルート設定すると…飽きます。

日帰りツーリングだと「移動」して「現地」を走って「帰路」と、パートが分かれているため、ところどころでワインディングを挟んでもメリハリがあって楽しめますが、SSTRだと、全行程が千里浜までの「移動」にあたるため、そこに無理やりワインディングを詰め込みすぎると、飽きます。何事も「適度」が1番です。

 

わたしのように1年に1度あるかないか宿泊ツーリング、せっかくならいろんな道を楽しみたい!!!!という欲望も理解できますが、ルート選びは自分の体力と相談し、よーく考えて設定しましょう。最悪、イベント中にルート変更してもペナルティは一切ないので、無事にゴールして、翌日以降に帰宅できる体力を十分に残しておくことが肝心かと思います。

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こういう無謀ルートを夢想するのは楽しいけど、しっかりと現実を直視しよう()

 

SSTR2020は?

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この記事を書いている現時点(2019/6/17)でSSTR2020が開催されるのかどうか知りませんが、もし開催されるとしたら次回も参加すると思います。千里浜に着いた時の達成感や凱旋パレード状態のゴール付近の熱中っぷりは参加したことがある人にしか味わうことができない経験ですねー。

 

SSTRの醍醐味はこれだけではありませんが、決して安くはないエントリー料(¥10,000)を払う価値は十分にあると思います。

 

例年だと年末にFacebookのSSTR公式ページで開催予定日が解禁され、それと同時に宿泊場所の争奪戦が始まります。SSTRの猛者たちは宿を抑えた後にエントリーするらしいですね。今までの流れで行くと、SSTR2020の開催日は5月最終週土日である5/30~5/31か、その前の週である5/23~5/24のどちらかでしょうね。おそらく。

 

そして、2020年3月頭にエントリー開始だと思うので、参加したいと思う方は年末くらいからそわそわしつつ、楽しみに待っていましょう!

 

おしまい。